「日本初の請願駅」生まれ変わった!建て替え工事が完了 木造で「郵便局併設」

「日本初の請願駅」は意外な駅。

「しなの鉄道」大屋駅の建て替えが木造で完成

 三井ホームは2024年3月25日、長野県を走る「しなの鉄道」の大屋駅の建て替えと、一体施工した大屋駅郵便局が完成したと発表しました。

 大屋駅は、信越本線の駅として1896年に開業。日本で初めて地元住民の陳情によって設けられた「請願駅」です。1997年、北陸新幹線の開業により並行在来線となる信越本線が第三セクターのしなの鉄道に移管されたため、現在は同社の駅となっています。  初代の駅舎は100年以上使用されましたが、老朽化が進んだため、地方鉄道としては全国で初めて、駅舎改札と郵便局が併設された駅へと建て替えられました。三井ホームのグループ会社による駅舎の施工は初とのこと。設計・施工は甲信アルプスホームが担当しています。  駅舎としては施工例が少ない木造枠組壁工法を採用し、郵便局部分は屋根を頑丈なトラス構造(屋根組みなどに用いられる三角形の骨組み)とすることで、構造的な壁や柱を最小限にしたとしています。

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