豪海軍の新型となる原子力潜水艦は「米英豪のいいとこどり」2040年代に引き渡し予定

安全保障の一環として。

建造はBAEシステムズとASCが担当

 イギリスの国防・情報セキュリティ・航空宇宙関連企業であるBAEシステムズは2024年3月21日、オーストラリアの造船会社であるASCと共同で、オーストラリア海軍の新型原子力潜水艦を建造すると発表しました。

 この新型原潜は、米英豪3か国が2021年9月に立ち上げたインド太平洋地域での安全保障協力の枠組み「AUKUS」の一環として、3か国すべての技術を取り入れた共通の未来型潜水艦を運用する目的で計画されています。 オーストラリアは、最初のAUKUSの枠組みで建造された原潜を2040年代初頭に受け取る予定です。なお、今回建造する原潜は、種類としては敵艦艇の監視や攻撃を行う攻撃型原潜となっています。 オーストラリアでは、アジア太平洋地域の情勢の変化に伴い、海軍力の増強を図っています。将来的に艦隊規模を2倍にすると2024年2月に同国国防省は発表しています。

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