蝉川泰果は開幕戦から“初武器”を投入「バリエーションが広がる」

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇27日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

プロとして2度目の出場となる「東建ホームメイトカップ」が日本ツアー今季初戦となる蝉川泰果。今年の目標である「賞金王、海外で1勝すること」に向けていいスタートを切りたいところだ。
そんな蝉川のキャディバッグをのぞいてみると、新しく19度のユーティリティ(G430ハイブリッド)が仲間入り。蝉川は今年の1月に行われた米国男子ツアー「ソニーオープン・ハワイ」ですでに今シーズンの幕を開けており、「アメックスから僕自身初めて、ユーティリティを投入しました」と同ツアーの「ザ・アメリカンエキスプレス」から投入していた。

昨年の国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝したときはドライバー、3番ウッドの下はロフト18度の3番アイアン(ピンi525)というセッティングだった。

今年の海外戦で、思い通りのショットをさせてくれないラフの芝の対策に入れたという。「やっぱりもう少し球の高さを出して、キャリーを出したい。夏場の少し長いラフからでもユーティリティだったら打てる場面、バリエーションも広がると思って投入しようと決めました」。そして、今週の主要クラブの1本として決めた。

他にも、ドライバー(G430LS)のシャフトを三菱ケミカルの『ディアマナWB』に変更。アイアンはブループリントSとTのコンボを使用している。「僕的にアイアンとの繋がりが本当にやっとこう揃ったなというイメージなので、ドライバーは結構気に入っています」と話した。

新しいセッティングとなった蝉川は目標の「賞金王」となるために、今大会からエンジンをかけていく。そんな初日は石川遼と昨年のディフェンディングチャンピオンの今平周吾と同組でインコースから午前8時20分にスタートしていく。(文・高木彩音)

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