PING男子プロの開幕ギアは、9人中7人がコンボアイアン!今後は“下番手ブレンド”が増える!?

ピンゴルフジャパンが、契約男子プロの今年の使用ギアを公開した。「2024年の国内外の男子ツアーに挑む9名のPING契約選手、i230やBLUEPRINT S/Tなど、モデル違いのアイアンを組み合わせたコンボセットにも注目です」と、同社。
今年1月10日に、新しい軟鉄鍛造アイアン『ブループリントT』と『ブループリントS』(2月に発売済み)を発表し、3月初旬の新作発表で飛び系アイアンの『i530』と『G730』をアナウンス、4月4日に発売を控える同社。
 
わずか2ヶ月で4機種も新作アイアンを展開する理由の一端に「米国ではブレンド(コンボ)セットの流行がある」と話していたが、国内男子プロも素材や構造など増えた選択肢から下記のように自分に合うものを適切に選んでいる。
 
【契約プロ9人の使用アイアン】
蟬川泰果➡➡ i525(3I)/ブルプリS(4I~7I)/ブルプリT(8I~PW)
金谷拓実➡➡ G710(5I)/i230(5I~PW)
宋永漢➡➡➡ i230(5I~PW)
永野竜太郎➡ i230(4I~UW)
細野勇策➡➡ i230(4I~8I)/ブルプリT(9I,PW)
大岩龍一➡➡ i230(4I)/ブルプリS(5I~8I)/ブルプリT(9I,PW)
額賀辰徳➡➡ i530(4I)/i230(5I~PW)
小寺大佑➡➡ i525(5I)/i230(6I)/ブルプリS(7I~PW)
塚田好宣➡➡ ブルプリS(4I,5I)/ブルプリT(6I~PW)
 
コア番手の一番人気は変わらず『i230』で、9人中6人が愛用する。そして、新作『ブループリントS』を蟬川泰果・大岩龍一・小寺大佑の3人が投入、『ブループリントT』も蟬川・大岩・塚田好宣・細野勇策の4人が採用していた。
 
上の番手をやさしいモデルにするのは昔から一般的だが、蟬川・細野・大岩・小寺の4人は下の番手を操作性重視モデルにするのが他社選手にはない所。これが可能なのは『i230』と『ブルプリ』2機種の各番手のロフトが共通なため。現状コアが『i230』の選手も、今後同様の“下番手ブレンド”が加速するだろうか。
 
また、気になる上下左右MOIが1万g・cm2超えの新作『G430 MAX 10K』ドライバーの使用者は一人もいなかった。一番人気は変わらず『G430 LST』ドライバーで9人中6人(蟬川、宋永漢、永野竜太郎、細野、額賀辰徳、塚田)が選んでいる。
 
また、PGAツアーで発表前のプロトタイプ時から急速なスイッチが見られた新作『s159』ウェッジの採用者は、9人中7人(蟬川60H、宋52S/58H、細野50S/56S/60T、大岩50S/54S、額賀52S/56S/60B、小寺52S/58T、塚田52S)だった。

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