倉本昌弘がJGTOの改革へ 情報伝達と透明性を強調「良いもの、悪いものすべてを出していく」

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇27日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

2014年から日本プロゴルフ協会(PGA)会長を8年間務めた倉本昌弘は、今年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長に就任。JGTOの今後の取り組みや、方針について口にした。
倉本は「今年について動いているものがいっぱいあるので、動きながら変えていく。変えないものは変えない」とJGTOの改革に乗り出した。「理事会の後、記者会見をしなかったことに愕然とした。やっぱり理事会は色々なことを決めるので、すぐにマスコミの方に出していかなければいけない」と以前の”やり方”に疑問を呈する倉本は、改革の一つとして情報の迅速な伝達を挙げた。

さらに「諸星(裕)会長に了承を取って、情報を出していく。良いもの、悪いものすべてをちゃんと出していく」と情報の透明性を重要視していく。

倉本は、プレーヤーとしても国内男子ツアーに関わっていく。5月16日に開幕する「関西オープン」(滋賀県・名神八日市カントリー倶楽部)でレギュラーツアー初戦を迎える予定。開催コースの名神八日市CCは1982年に「日本プロ」を初制覇した思い出の舞台ということもあり、モチベーションは高い。

「最年長予選通過記録と、ジャンボ尾崎さんが持っている最年長エージシュートを超えたい。70歳まではプレーしたい」と19日に行われた第12回定時社員総会後に話していた。副会長とプレーヤー。“二足のわらじ”でJGTOの将来を担っていく倉本の手腕に注目したい。

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