オシムヘンの後釜は上田綺世の同僚?…ナポリ、今季35戦24発のヒメネスに関心か

 ナポリがフェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスに関心を寄せているようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 ナポリを巡っては、昨シーズンのセリエAで得点王に輝き、33年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献したナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに対し、チェルシーやパリ・サンジェルマン(PSG)ら複数クラブからの関心が明らかに。現行契約は2026年6月末まで残されているものの、今夏の移籍市場での退団も噂されるなど、去就が不透明となっている。

 ナポリは今シーズン終了後に“主砲”が退団する可能性があることを認識しており、既に夏の移籍市場に向けて複数名をリストアップしている模様。今回の報道によると、フェイエノールトで得点量産中のヒメネスの獲得にも興味を示しているという。同選手の評価額は5000万ユーロ(約82億円)程度とされており、仮にオシムヘンを売却した場合には、ナポリにとって十分に支払い可能な金額であると『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘している。

 現在22歳のヒメネスは母国の強豪クルス・アスルで頭角を表し、2022年夏にフェイエノールトに完全移籍で加入した。初年度から公式戦通算23ゴールを記録すると、今シーズンも日本代表FW上田綺世を抑えて前線の主軸に君臨。ここまで公式戦通算35試合の出場で24ゴールをマークするなど、抜群の決定力を発揮している。直近ではアーセナルやミランからの関心も報じられていた。

 なお、オシムヘンに関しては、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が先日「彼には契約解除条項がある。それは非常に高額なものだ」と言及。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、その金額は1億3000万ユーロ(約214億円)程度にまで上るようだ。

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