ペップとの因縁を否定したばかりのカンセロ…一転して「嘘をついた」と元指揮官に苦言

 マンチェスター・シティからバルセロナへと期限付き移籍中のポルトガル代表DFジョアン・カンセロが、ジョゼップ・グアルディオラ監督について再び言及した。24日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 現在29歳のカンセロは、ベンフィカの下部組織出身で2014年夏にトップチームへと昇格。バレンシアやインテル、ユヴェントスでのプレーを経て2019年8月にマンチェスター・シティに完全移籍で加入すると、在籍した3シーズンで公式戦128試合に出場し、7ゴール17アシストをマークした。昨シーズン途中には、バイエルンにレンタル移籍で加わると、公式戦21試合の出場で1ゴール6アシストを記録し、チームのブンデスリーガ11連覇達成に貢献。今夏の移籍市場最終日には、バルセロナへのレンタル加入が決まり、今シーズンはここまで公式戦32試合の出場で4ゴール4アシストをマークしている。

 グアルディオラ監督との確執が噂されながら、先日には母国メディアに対して、「憤りや恨みなどないし、とても感謝している」とスペイン人指揮官との良好な関係性を強調していたカンセロ。しかし、ポルトガル紙『A Bola』のインタビューにて再び同監督について言及したカンセロは、一転してグアルディオラ監督に苦言を呈したようだ。

 過去にグアルディオラ監督が、先発メンバーから外れたカンセロが不満を抱いていたと発言していたことに対して、「嘘をついた」と非難。「僕は彼らにとって悪いチームメイトになったことは一度もないし、(ネイサン・)アケやリコ(・ルイス)に聞いてもいい。僕は彼らに対して優越感も劣等感もないが、それが監督の意見だ」と認識の相違を主張している。

 また、「マンチェスター・シティがそんなことを言ったのは、僕に対して少し恩知らずだったと思う。なぜならそこにいた数年間、僕は非常に重要な選手だったからだ」とコメント。続けて、「クラブやファンへの献身を怠らなかったし、常にすべてを捧げていた」と述べつつ、「強盗に襲われた翌日にはエミレーツでアーセナルと対戦していた」と個人的な問題よりクラブを優先した過去を例に挙げた。

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