マンUなどで活躍したオシェイ氏、暫定監督として国際親善試合へ「自国の監督であることは名誉」

　現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し現在は母国アイルランド代表で暫定監督を務めるジョン・オシェイ氏が、国際親善試合ベルギー代表戦の前日会見に臨んだ。23日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

　昨年11月に成績不振を理由にスティーブン・ケニー前監督を解任したアイルランド代表では、それまでアシスタントコーチを務めていたオシェイ氏が暫定監督に就任。23日のベルギー代表戦と26日のスイス代表戦の二つの国際親善試合を指揮する。

　2019年の現役引退から世代別のアイルランド代表を率いた経験もある同氏だが、「自国の監督であることは信じられないことの名誉だ。今回の就任は素晴らしいことで、私も家族も本当に誇りに思っているよ」とフル代表での指揮について言及すると、以下のように語った。

「初めて選手たちを集めて会話をするときが重要な部分だ。その時を私はシンプルに考えて、スタッフの選定を行った。もちろん自分たちスタッフだけでなく選手に焦点を当て、あまり外部の騒音に気を取られないようにしたいと思っている」

「私はさまざまなレベルで、さまざまな指導者の下で働いてきたが、重要なのはできるだけ早く選手たちとのつながりを築くことだ。彼らがパフォーマンスを見せ試合に勝つための鍵なのだから、グループのつながりを築きリラックスできることが重要だと思っている」

　対するベルギー代表はFIFAランキング4位で、直近は11試合無敗と好調をキープ。アイルランド代表を相手には過去7試合で無敗を誇るが、果たしてオシェイ暫定監督はどのような戦いを見せるのか、注目が集まる。