【モデルプレス＝2024/03/23】歌手の幾田りらとあのが23日、都内で行われた映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章の公開記念舞台挨拶に、アニメーションディレクターの黒川智之氏とともに出席。幾田が、自身の周波数について明かした。
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漫画家・浅野いにおが原作を手掛ける本作は、幾田とあのが声優キャストとしてW主演を務めるアニメーション映画。ごくごく普通の女子高生・門出を幾田、ハイパー＆ポップな親友の“おんたん”こと中川凰蘭をあのが演じる。
◆幾田りら、あのからのLINEに「好きーって」
舞台挨拶前日の3月22日に音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、前章・後章それぞれの主題歌を生放送で歌ったことを振り返る場面で幾田は「リハーサルをスタジオに入って1回やらせてもらって。でも母艦を私たちでデストラクションしていくところは本番の1回しかできなかったので、どうなるか、めちゃくちゃ不安だったんですけど、曲が始まったらお互いにデストラクションモードになって、上手く2人でやりきりました」と告白。あのも「普段の音楽活動をどういう気持ちでやっているとかは分からなかったけど、声優としてのセッションがあったから不安がなくて。絶対に、ライブ感というか、生放送の感じでも『絶対に大丈夫だな』という安心感があったので、僕も自由にできた」と伝えた。
さらに、あのは「シャウトも、練習の時も聞いていない、さらに“悪幾田りら”が生放送で出てきて、めちゃくちゃテンションが上がりました」と称賛。幾田は「昨日、終わってからLINEをくれて『めっちゃ本番のシャウト格好良かった』って言ってくれて。もう、『好きー！』ってなりました」と放送後のやり取りを報告した。
◆幾田りら、“高すぎる周波数”明かす「人間が聞き取れないところ」
作品のキャッチフレーズに絡め、自身の“くそヤバい”エピソードを話すコーナーでは、幾田が「周波数がくそヤバい」とフリップにつづる。一般的な通常の歌声では1から2K、女性の高い声では4K程度の周波数だと説明した上で、幾田は「私の歌声が、23という、めっちゃ遥か先の高いところがビビビビってずっと上がっているらしくて。『初めて見た』って数年前に言ってもらったことがあって。その周波数って人間が聞き取れないところらしくて、動物だったら聞き取れるかも、みたいなところが、喋っている時も出ているらしい」と打ち明けた。
最後に幾田は「アニメ映画の声優というのは、制作にすごく、いろんな人の力と時間と労力とエネルギーがたくさん詰まって出来上がる作品なので、最初にオファーをいただいた時から、すごく大きな責任感の中で『しっかりやり遂げなきゃ』という気持ちで臨ませていただいた」とし、「門出を演じていく中で、本当にこの作品で門出を生きられたことをすごく幸せに思っておりますし、 最初こそ責任感で『大丈夫かな』って、不安だった部分もたくさんあったんですけど、すごくたくさんの方に手を差し伸べてもらって、あのちゃんとも協力し合って、自信を持って、デデデデの世界を描けたと、声で演じることができたと思っております」と作品へ参加しての思いを口にしていた。（modelpress編集部）
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