出場機会減のMFエリクセン、マンU指揮官との対話を明かす「不満は伝えている」

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、出場機会の少なさへの不満を口にした。19日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

 2022年7月からマンチェスター・ユナイテッドでプレーしている現在32歳のエリクセンは、ひざの負傷で離脱している期間もあったものの、イングランド代表に初招集された18歳MFコビー・メイヌーの台頭などもあり、出場機会が減少。今シーズンここまで公式戦21試合に出場しているが、スタメン出場は11試合にとどまり、18日に行われたFAカップ準々決勝のリヴァプール戦に80分から途中出場したのが、2024年になってからは3度目の出場となった。

 そんななかでもデンマーク代表に招集されているエリクセンはデンマーク紙『Tipsbladet』で「以前、プレーしていないことに満足していないとは言ったが、夜が眠れなくなるほどではない。チームはパフォーマンスを発揮しており、僕は自分が担っている役割を尊重しなければならない」と語りながら、次のように続けた。

「僕としては懸命に働いて、毎試合フレッシュな状態でいることが大切だし、実際にそうしている。今では以前よりも自分の役割を受け入れることが簡単になっている。エリック(・テン・ハフ監督)にはこの状況に不満で、できるだけプレーしたいということを伝えた。でも、僕もチームのために出場可能な状態で備える必要がある。それは今もこれからも同じだ」

「彼は自分が選んだチームで、コビーは好調で、他の中盤のメンバーもいいパフォーマンスをしていると言っていた。トップクラブでプレーしていれば当然なことながら、ポジション争いが起こる。チーム内では素晴らしい競争が起きている」

 さらに、「もちろん、できるだけプレーしたいので、長期的に心配することはある。当然のことながら、常にベンチに座りたいわけじゃないからね」と出場機会を求めていることを強調した一方で、テン・ハフ監督の決断は尊重していることを明らかにした。

「そのようなつもりはないが、今心配しているわけではない。チームを変えて勝つことや、勝っているチームを変えないことはよくあることだ。僕はそれを尊敬しているよ」

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