リヴァプールで好調のヌニェス、負傷でウルグアイ代表招集外に…重症は回避か

 ウルグアイサッカー協会(AUF)は18日、今月に予定されている2つの国際親善試合に向けた同国代表メンバー27名を発表した。

 現在開催中のFIFAワールドカップ26南米予選で、“世界王者”アルゼンチン代表に次ぐ2位につけているウルグアイ代表。今月のインターナショナルウィークでは2つの国際親善試合が予定されており、現地間23日にバスク代表と、26日にコートジボワール代表と対戦する。

 ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督は、バルセロナ所属のDFロナルド・アラウホやレアル・マドリード所属のMFフェデリコ・バルベルデ、フラメンゴ所属のMFジョルジアン・デ・アラスカエタら主力を順当に選出。その一方で、所属するリヴァプールで今シーズン好調を維持しているFWダルウィン・ヌニェスは招集外となった。

 イギリスメディア『アスレティック』が報じたところによれば、今回の招集外はコンディション不良によるものだという。ヌニェスは現地時間17日に行われたFAカップ準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で120分間を戦い終えた後、ハムストリングの違和感を訴えたとのこと。負傷の程度は重くないものの、同選手がこれまで度々ハムストリングに問題を抱えていたことを考慮し、コンディション調整に専念させることになったという。

 現在24歳のヌニェスは一昨年夏にベンフィカからリヴァプールへ加入。加入当初は適応に苦戦したものの、2年目の今シーズンはここまで公式戦42試合に出場し17ゴール14アシストをマークするなど、ユルゲン・クロップ監督率いるチームに欠かせぬ存在となっている。仮に長期離脱となれば、プレミアリーグ優勝争いを繰り広げているリヴァプールにとって大きな痛手となるが、イギリス紙『イブニング・スタンダード』によれば、幸い月末に控えるブライトン戦への出場も可能なようだ。

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