リヴァプール撃破でFAカップ4強入りのマンU…指揮官はターニングポイントとなる可能性を示唆

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、リヴァプール戦を振り返った。18日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 FAカップ準々決勝が17日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールが対戦した。試合は、スコット・マクトミネイの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制したものの、リヴァプールが前半のうちに2点を奪って逆転。しかし、87分にアントニーが貴重な同点弾をマークし、勝負は延長戦へと突入する。ハーヴェイ・エリオットのゴールで105分に勝ち越されたマンチェスター・ユナイテッドだったが、同点に追いついて迎えた120+1分にアマド・ディアロが逆転弾を奪取。4-3でマンチェスター・ユナイテッドが準決勝に駒を進めた。

 試合後のインタビューに応じたテン・ハフ監督は、「私には以前にも非常に良い勝利があった。しかし、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールという世界最高峰のサッカーの試合でこんなことが起こるなんて、歴史的なことだと思う」とコメント。「最初の35分間は今シーズンのチームの中でベストだったと思う。ボールを保持しているときも保持していないときも、とてもいいプレーができた」と手応えを示し、リヴァプールの強さを認めながら「最終的には自分たちのスタイル、特にシステムを変え、その瞬間から主導権を握ってそれを信じてチャンスを作り、ゴールを決めた」と勝利の要因を分析している。

 また、会心の勝利を収めたテン・ハフ監督は、「どのチームもシーズン中にそのような瞬間が必要だが、私たちにはその瞬間がなかった」と述べつつ、「これはチームが本当に信念とエネルギーを得て、素晴らしいことを成し遂げられるようになる瞬間かもしれない」とクラブのターニングポイントとなる可能性を示唆。「リヴァプールに勝ったように、どんな相手にも勝つことができる」と自信を口にしながら、「その点を証明できるかどうかは私ら次第なんだ。金曜日にも言ったが、今日はそれができた」と満足感を表現した。

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