延長戦では強度が低下していた? 記者の問いに激怒したクロップ監督「ちょっと馬鹿げた質問だ」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、記者からの問いに怒りを示した。17日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 FAカップ準々決勝が17日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールが対戦した。試合は、スコット・マクトミネイの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制したものの、リヴァプールが前半のうちに2点を奪って逆転。しかし、87分にアントニーが貴重な同点弾をマークし、勝負は延長戦へと突入する。ハーヴェイ・エリオットのゴールで105分に勝ち越したリヴァプールだったが、同点に追いつかれて迎えた121分にマンチェスター・ユナイテッドのアマド・ディアロから逆転弾を被弾。4-3でマンチェスター・ユナイテッドが準決勝に駒を進めた。

 試合後、ノルウェーメディアの記者から延長戦でチームの強度が低下したことについて問われたクロップ監督は、「ちょっと馬鹿げた質問だ」と返答。「私たちをよく見ているのなら、なぜ私たちがあんなにエネルギーに満ちているのか、他の時に聞いてみるといい」と述べつつ、「最近我々が何試合行ったのか、そしてマンチェスター・ユナイテッドが何試合行ったのか分からない。それがスポーツだ」と両クラブの試合数について触れながら反論している。

 また、記者の問いかけに不満を示したクロップ監督は、「その質問には本当にがっかりした」とコメント。続けて記者が、「そんなに試合が多すぎるのか?」と再び質問を投げかけると、「ああ、あなたはそうは思わないね。いい加減にしろ」と激怒しながら、「あなたは明らかに良い状態ではないし、あなたのために神経を使うことはない」とインタビューを切り上げた。

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