リヴァプールがムシアラ獲得に動き出す? “敏腕”エドワーズ氏が補強の最優先事項に設定か

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラにリヴァプールが関心を寄せているようだ。15日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

 現在21歳のムシアラは、サウサンプトンやチェルシーの下部組織を経て、2019年7月に16歳でバイエルンの下部組織へと入団。2020年6月にクラブの最年少記録を塗り替える「17歳115日」でブンデスリーガデビューを果たすと、2021年3月には正式にプロ契約を締結した。以降はバイエルンの攻撃を牽引する主力選手に成長。今シーズンもここまで公式戦30試合出場10ゴール6アシストの成績を残しており、ドイツ代表としてもFIFAワールドカップカタール2022に出場するなど、通算25キャップを記録している。

 バイエルンとの現行契約が2026年6月30日までとなっているムシアラだが、今月上旬にはクラブとの契約延長を拒否したと報じられており、マンチェスター・シティやチェルシーなど複数のビッグクラブが獲得を画策していると噂されている。

 同メディアによると、フットボール部門のCEO(最高経営責任者)としてリヴァプールに復帰したマイケル・エドワーズ氏が、ムシアラを補強の最優先事項に据えている模様。同選手の退団を望まないバイエルン側が1億ポンド(約190億円)を要求する見込みであると伝えつつ、リヴァプール側が「『巨大な』契約を完了させることに非常に熱心である」と主張した。

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