全米No.1歌手オリヴィア・ロドリゴ、ライブ会場で緊急避妊薬・コンドーム無料配布 女性のリプロダクティブ・ヘルスのため立ち上がる

【モデルプレス=2024/03/15】米歌手のオリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)が12日、現在敢行中のワールドツアー「GUTS」ミズーリ州セントルイス公演で、来場者に緊急避妊薬やコンドームを無料で配布した。

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◆オリヴィア・ロドリゴ、ワールドツアーと連動した「Fund 4 Good」を設立

Z世代を率いる女性アーティストとして熱狂的な支持を集めているオリヴィア。2023年にリリースしたアルバム「GUTS」が、米ビルボードチャート1位、グラミー賞に6部門でノミネートされるなど、彼女無くしては今のアメリカ音楽シーンを語れない存在に。今回のツアーに先立って、オリヴィアはツアーと連動した新しい取り組み「Fund 4 Good」を発表した。

同プロジェクトは、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の自由を求めるすべての女性、人々を支援するための基金。オリヴィアはチケット売り上げの一部を「Fund 4 Good」に寄付するほか、北米公演では各コンサート会場にブースを設けている。

◆オリヴィア・ロドリゴ、セントルイス公演でアフターピルなどを配布

オリヴィアは、セントルイス公演でミズーリ州人工妊娠中絶基金とタッグを組み、来場したファンは性行為後72時間以内に服用すると妊娠を防ぐことができる緊急避妊薬(アフターピル)と、人口妊娠中絶に関する情報にアクセスできるQRコード、コンドームなどを無料でもらうことができたという。

ミズーリ州を含む21の州では、女性の人口妊娠中絶権を認めたロー対ウェイド判決が2022年に破棄されて以来、中絶を全面的に禁止するか、中絶へのアクセスを厳しく制限しているという背景がある。ミズーリ州人工妊娠中絶基金は、Xでの投稿でオリヴィアの楽曲「brutal」歌詞を引用し「ミズーリ州は残酷だけど、私たちは中絶へのアクセスとアフターピル配布のためにここにいる」とオリヴィアの活動を激励した。

日本では条件を満たす場合の人工妊娠中絶が認められているが、緊急避妊薬の購入に関しては医療機関で発行された処方箋が必要となる。なお厚生労働省は2023年11月より、全国145の薬局で処方箋なしでの試験販売を実施し、緊急避妊薬利用を巡る環境整備のための調査を行っている。(modelpress編集部)

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