エンバペ退団に備えるPSG、ラッシュフォードへの関心を再燃か…約142億円を準備?

 パリ・サンジェルマン(PSG)がマンチェスター・ユナイテッド所属のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに関心を寄せているようだ。13日、『デイリーメール』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 PSGを巡っては、直近5シーズン連続でリーグ・アン得点王に輝いているフランス代表FWキリアン・エンバペとの現行契約が今年の6月末で満了に。クラブはかねてから契約延長交渉に臨んでいるものの、現時点で合意には至っておらず、直近では今夏のレアル・マドリード移籍が盛んに噂されている。

 こうした状況を考慮し、PSGは“後釜”確保に向けて複数のアタッカーをリストアップ。ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンやバイエルン所属のドイツ代表FWセルジュ・ニャブリらの名前が浮上するなか、過去の移籍市場での獲得も噂されたラッシュフォードに再び関心を寄せているようだ。現時点で具体的な接触があったかは定かではないが、7500万ポンド(約142億円)程度を今夏最初のオファーとして提示する可能性があるという。

 現在26歳のラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2016年2月にトップチームデビューを果たした。程なくして前線の主軸に定着すると、2018-19シーズンからは背番号「10」を着用。昨シーズンは公式戦56試合の出場で30ゴール11アシストを記録し、ヨーロッパリーグ(EL)とカラバオカップでは得点王に輝いた。マンチェスター・ユナイテッドでの通算成績は393試合130ゴール74アシストとなっている。

 今シーズンはチームが不調の影響もあってか、やや低調なパフォーマンスが続いているラッシュフォード。果たして今夏に新天地を求めることになるのだろうか。PSG側の今後の動きに注目が集まる。

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