アトレティコ・マドリードに所属するスロベニア代表GKヤン・オブラクが、チャンピオンズリーグ（CL）ベスト8進出を喜んだ。13日、欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
CL・ラウンド16セカンドレグが現地時間13日に行われ、アトレティコ・マドリードは本拠地『シビタス・メトロポリターノ』にインテルを迎えた。敵地でのファーストレグを0－1で落としたアトレティコ・マドリードは、33分に先制点を許すも、直後にアントワーヌ・グリーズマンのゴールで同点に。試合終了間際にメンフィス・デパイが値千金の追加点を奪うと、その後のPK戦を3－2で制し、2シーズンぶりの準々決勝進出を決めた。
フル出場したオブラクはPK戦にてインテルの2人目アレクシス・サンチェス、3人目デイヴィ・クラーセンのキックを見事に連続セーブ。アトレティコ・マドリードの“絶対的守護神”としての貫禄を見せつけ、昨シーズンのファイナリスト撃破に大きく貢献した。試合後、UEFAが選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いたオブラクはPK戦について振り返りつつ、120分間以上に渡って選手を後押しし続けた本拠地のファン・サポーターへの感謝を語った。
「いつも言っていることだが、PKというのは正しい方向を選択しなければならないし、結局のところ少しの運が絡んでくる。ボールをセーブしなければならないが、キッカーが完璧なシュートを打てばそれは不可能だからね。幸運にも今日の試合ではセーブすることができたが、重要なのは勝利であり、我々が準々決勝へ進出することだ」
「ホームの雰囲気はいつも通り素晴らしかったよ。ファンもスタジアムも決して失望させないし、時に我々は失敗を犯すかもしれないが、彼らにそんなことはない。今日の試合でも彼らの存在は決定的だったし、我々を大いに助けてくれた」
【動画】アトレティコがPK戦の末にインテルを下す！
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