トーナメントの現場でプロの活躍を支える縁の下の力持ち ツアーレップの気になる年収は?

トーナメントの試合会場でツアープロたちの要望を細かく聞き出し、クラブの調整を行っているのがツアーレップ。大西裕士さんがヤマハのツアーレップになったのは、知り合いからの紹介がきっかけだった。
「最初の仕事は、ヤマハの試打フィッティングでした。そこで働くなかで、僕がプロゴルファーを目指していたことが当時のツアーレップの方の耳に入り、声をかけていただいたんです」
 
その後、ヤマハツアーレップの女子プロ担当となり、およそ3年後に男子プロ担当に抜擢された。現在まで約10年間ツアーレップの男子プロ担当をしている。
 
「仕事の流れは、試合がある週は月曜日に会場に行きツアーバンを設置します。そして火曜日の練習ラウンドからプロのオーダーに応え、水曜日もしくは木曜日まで会場に残ります。金曜日は会社へ出社し、次のテスト用ギアの手配などデスクワークですね。土日は基本お休みですが、契約プロが優勝争いをしているときは現地に応援に行くこともあります」
 
プロの繊細な感覚を理解しながら、要望をうまく汲み取れるかどうかがクラブ作りの鍵となる。そのため、コミュニケーション能力はもちろんのこと、忍耐力も求められる仕事だ。ときにはロフト角やライ角などを0.1度刻みで調整し、プロの要望にフィットするまで綿密な作業を繰り返し行うこともあるという。
 
まさにプロを陰で支える職人ともいえるツアーレップ。その気になる年収だが、アスリート人材のキャリア支援などを手掛ける情報サイト「ATHLETE LIVE」によると、ゴルフメーカー社員の場合は約350万円~だった。ツアーレップの収入はメーカーを始め、年齢や経験値などにより異なるが、正社員雇用の場合は、福利厚生が充実しており働く環境は安定しているようだ。
 
 
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