バイエルン新役員もA・デイヴィスの契約延長に難航…決裂ならば来夏にも移籍か

 バイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの去就について、12日付けでスペイン紙『アス』が報じた。

 現在23歳の同選手はバイエルンとの現行契約が2025年6月末で満了を迎えるとされており、その去就に注目が集まっている。特にレアル・マドリードが獲得へ興味を示していることが、かねてより伝えられてきた。

 今回の報道によると、今月2日にバイエルンの新たなスポーツ部門の取締役に就任したマックス・エーベル氏は、A・デイヴィスに新たな契約にサインしてもらうためできる限りのことを尽くすと誓い、すでに同選手の代理人と会談しているという。しかし、交渉に折り合いはつかず「双方の合意はまだ遠くにありそうだ」とも伝えられた。

 障壁となっているのはA・デイヴィスが要求する給与面。ボーナスを含む年間2000万ユーロ(約32億円)を望む選手側に対して、バイエルンはクラブ全体の資金構造の崩壊を恐れているとのこと。それでもエーベル氏は「常に希望はある、それを失うことはない」と意思を示している。

 そして、同選手が数週間以内に契約延長の合意が取れなかった場合、来夏の売却を検討する可能性があるようだ。バイエルンは2021年にフリーでレアル・マドリードへ加入したオーストリア代表DFダヴィド・アラバの二の舞を避けるため、決断を迫られているという。

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