エヴァートンのU-21イングランド代表DFにマンUが熱視線? テン・ハフ監督の進退にかかわらず交渉開始か

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、エヴァートンに所属するU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトを来夏のメインターゲットに据えているようだ。11日、イギリス紙『デイリー・ミラー』が伝えている。

 現在21歳のブランスウェイトは、ユース時代を地元のカーライル・ユナイテッドで過ごし、2019年3月に16歳の若さでトップチームへと昇格した。2020年1月にはエヴァートンと2022年までの契約を締結し、イングランド4部からのステップアップに成功。その後は、ブラックバーン・ローヴァーズとPSVへのレンタル移籍を経て、エヴァートンに復帰した今シーズンは公式戦31試合出場2ゴールの成績を残している。

 195センチの恵まれた体格と左利きという利点を武器とし、A代表選出の可能性も報じられているブランスウェイト。昨年10月にはエヴァートンとの契約を2027年6月末まで延長した同選手だが、新たな共同オーナーのもとで改革を進めるマンチェスター・ユナイテッドが、来夏の補強計画におけるメインターゲットとして獲得を画策しているようだ。

 同紙によると、マンチェスター・ユナイテッド首脳陣は、指揮官を務めるエリック・テン・ハフ監督の進退にかかわらずブランスウェイトの獲得に動く模様。クラブの株式の25パーセントを取得したイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』のサー・ジム・ラトクリフ会長とも首脳陣は会談を実施済みだという。元フランス代表DFラファエル・ヴァランの退団が濃厚であり、イングランド代表DFハリー・マグワイアの将来が不透明であると主張しつつ、ラトクリフ会長が、「最大限のリターンをもたらしてくれる若い才能への投資に熱心だ」と報じた。

 また、エヴァートンは財務規定違反に伴い勝ち点剥奪処分を受けており、チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した場合にはブランスウェイトなどを売却する必要があると指摘。なお、エヴァートン側は同選手の価格を7000万ポンド程度(約132億円)に設定していると見込まれている。

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