リヴァプール戦で途中交代に不満を示したデ・ブライネ…ペップ「それを見ることができて嬉しいよ」

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、リヴァプール戦を振り返った。10日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第28節が10日に行われ、リヴァプールとマンチェスター・シティが対戦。前節終了時点で勝ち点「63」の首位に立つリヴァプールと、「1」ポイント差で追うマンチェスター・シティによる“天王山”となった大注目の一戦は、23分にジョン・ストーンズの得点でマンチェスター・シティが先制する。しかし、リヴァプールも50分にアレクシス・マック・アリスターがPKで同点弾を挙げ、1-1で試合は終了となった。

 試合後のインタビューに応じたグアルディオラ監督は、途中交代の際に不満を示したベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネについて、「それを見ることができて嬉しいよ。彼が動揺するのはいいことだ」とコメント。「彼は今満足している。自分たちに何が欠けているかは分かっていたし、ボールをキープできなかった。(交代後は)私たちはもっとうまくやった」と決断の正当性を主張しながら、「でも、聞いてほしいケヴィン…ケヴィンには何と言えばいいか。彼は必要だし、重要な選手なんだ」と同選手への信頼も強調している

 また、「失点する前も私たちは本当に良いスタートを切り、大きな個性を持ってプレーした。前半の後は難しかった。相手には(遠藤)航と(アレクシス・)マック・アリスターがいるから、パスも質も高い」と述べつつ、「後半、あのスタジアムでは時間がない。PKを与えてしまったし、遅かれ早かれ15分か20分は津波のように感じる、ボールを奪われ、すべてを奪われる。とリヴァプールに称賛を送った。

 さらに、長年プレミアリーグでトップ争いを繰り広げてきたライバルに対して、「リヴァプールは7、8年間にわたって我々の宿敵」と表現。続けて、「ユルゲンのチームに対して私たちがやってきたことを、もっと評価してほしい」と要望している。

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