浮き沈み激しい一日に「悔しい」 古江彩佳は首位と4打差で決勝へ

<ブルーベイLPGA 2日目◇8日◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675ヤード・パー72>

前半と後半で、浮き沈みを味わう一日になった。3アンダー・13位タイで初日を終えていた古江彩佳は、スタートの1番で奪ったチップイン・バーディを皮切りに9番までに4つのバーディを積み上げる。「(1番は)ちょっとラッキーではあったけど、あれが入ってくれたおかげでいい流れでできた」と、大会を中継するWOWOWのインタビューで振り返った。
風は午前中のほうが強め。やや穏やかになり、ここからさらに伸ばしたいという後半だったが、そこで足をすくわれた。1つ落として迎えた14番パー5ではイーグル逃しのバーディも記録したが、16、18番と立て続けに落としてしまった。

「風向きが動いて、その読みが難しかった。16番パー3はうまく乗せられずのボギー。18番はドローを打つので右からの風が気になってしまった」。その最終ホールは、セカンドが左に待ち構える池方向に飛び、そのヘリの傾斜からのショットを強いられたホール。「後半に入ってバーディが獲れず、崩したのは悔しいですね」。トータル5アンダーの10位タイと上位こそ保ったが、上がり方は納得いくものではない。

初日から数字こそ落ちているが、フェアウェイキープ率85.7%、パーオン率66.6%と、ショットは悪い状態ではない。首位との差は4打あるが、前半のプレーを見ると、あす以降のビッグスコアにも期待が持てる。「とりあえずアンダーで回れて良かった。しっかりトップに追いつけるよう頑張っていきたい」。今季の米ツアーは出場4試合でうち3度がトップ10入り。今度こそ―。優勝を強く意識する週末になりそうだ。

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