クロップ監督、首位攻防戦を前にペップへのリスペクトを語る「私の生涯の中でペップは最高の監督…我々はライバル関係ではない」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグ第28節を前にした記者会見に登壇し、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督について語った。8日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が報じている。

 リヴァプールはここまでリーグ戦27試合で19勝6分2敗の勝ち点「63」で首位に立っており、2位マンチェスター・シティに勝ち点「1」をリードしている。10日に行われるプレミアリーグ第28節では、本拠地『アンフィールド』でマンチェスター・シティを迎え撃ち、リーグ優勝を占う大一番に挑む。

 そして、今季限りでの退団を発表したクロップ監督にとって、リヴァプールの指揮官としてマンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督とリーグ戦で対決するのは、今回が最後になる可能性が高い。

 これまで何度もグアルディオラ監督へのリスペクトを語ってきたクロップ監督は、今回の会見でもあらためて絶賛。「彼はすべてのトロフィーを獲得してきたが、そばで彼を見ると、彼はこれまでに一度も獲得したことがないかのように見える。私も(監督の)仕事をしているので、その情熱が卓越していることがわかる。彼は長年にわたって非常に多くの異なることをしてきた」と語り、「過去の監督をどのように判断すればいいのかはわからないが、私の生涯の中で、ペップは最も優れた監督だ」と称えた。

 そして、「私は我々が『ライバル』関係だとは感じていない。ただ、あなたがそう呼ぶのは理解できる」と『ライバル』という表現を否定し、「私たちは2人とも競争心があり、勝ちたいと思っている。どちらもチームに本当に優れた選手に恵まれている。ただ、それだけだ。私たちが持っているのはライバル関係ではない。前にも言ったはずだけど、将来会ったときには、敬意でいっぱいになるはずだ。まだ頻繁に会う機会はないけれど、私が彼をどれほど尊敬しているかを伝えるだろう。話したいことはたくさんあるが、次の試合でその機会を持つことはないよ」と、グアルディオラ監督への心からの敬意を表したようだ。

 リヴァプールの本拠地アンフィールドで行われるマンチェスター・シティとリヴァプールの一戦は、10日(日本時間11日24時45分)キックオフ予定となっている。

externallink関連リンク

●ペップ、リーグ戦最後の対決控えるクロップ監督について「遅かれ早かれ戻ってくるはず」 A・アーノルドには「早期回復を祈る」●バイエルン行きも噂されたヘーネス監督、シュトゥットガルトとの契約延長を発表●ドーピング違反のパプ・ゴメス、上訴棄却で2年出場停止が確定 モンツァ指揮官が明かす●2月のプレミア月間MVPは4戦5発のホイルンド!…デンマーク人選手の受賞は史上初●両者ともに二桁ゴール&アシスト達成!…無敗のレヴァークーゼンが誇る“超攻撃的”WB
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)