完全復調まで“数センチ”? タイガー・ウッズがあとわずかでアルバトロスという超絶ショットを披露!

10カ月ぶりにツアー復帰した2月の「ジェネシス招待」は、インフルエンザにより途中棄を余儀なくされたタイガー・ウッズ(米国)が、その後初めて公の場に登場した。4日に開催されたフロリダ州の超プライベートクラブ、セミノールGCで開催された「プローメンバー・トーナメント」に出場。PGA・オブ・アメリカのセス・ワーグ会長とペアを組みラウンドした。
結果はグロス33位、ネットは44位と成績こそ上位に来なかったが、スーパースターの大会初登場とあって注目の的になった。「ショットはすべてフェアウェイの真ん中。素晴らしかった」。PGAツアーラジオに出演したブラッド・ファクソン(米国)も、そのプレーを絶賛する。

最も注目を集めたのは15番パー5だった。その時の様子を、「タイガー5番ウッドで、おそらくピンまで256ヤードくらい。それを1インチ(約2.5センチ)につけ、タップインでイーグルを奪ったんだ。タイガーのプレーを見ていた人々は尊敬のまなざしを送っていたよ」とファクソンは説明する。あと数センチでアルバトロスというショットが、完全復活を予感させる。さらにタイガーはカートを使用することもできたが、18ホールを歩いてプレーしたという。

ちなみにPGAツアーに参戦してきた28年近くの間、タイガーは一度もアルバトロスを記録していない。今週のPGAツアー「アーノルド・パーマー招待」のエントリーリストには名を連ねなかったが、次週開催される米国男子ツアーのフラッグシップ大会「ザ・プレーヤーズ選手権」(14日開幕)への参戦を期待されている。(文・武川玲子=米国在住)

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