バイエルンとの2ndレグを前に…ラツィオ指揮官「大きな困難が待ち受けている」

 ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、バイエルン戦に向けて意気込みを語った。4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ラツィオは2月14日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・1stレグでバイエルンと対戦。チームの“絶対的エース”であるイタリア代表FWチーロ・インモービレがゴールを決めて、1-0で先勝に成功した。5日には、アウェイでベスト8進出を懸けて2ndレグに臨む。

 そんななか、ラツィオを率いるサッリ監督が同試合を前にした記者会見に出席。“決戦”を前にした胸中を尋ねられると、「大きな感情はない。勇気と決意が必要だ。明日は非常にタフな試合になるだろう。ピッチ上で大きな困難が待ち受けていることは承知しているが、これは必然的なことだ。 私たちには犠牲の精神と、苦しみに耐える能力がある。そしてフットボールにおいて不可能なことは何もない。それが私たちに確信と勇気を与えてくれるに違いない」と警戒心を強めた一方で、自信を示した。

 1stレグで勝利を収め、1点をリードしているラツィオ。そのアドバンテージが自身の戦い方に影響するかどうか尋ねられると、サッリ監督は「簡単な道など存在しない。バイエルンは途方もないクオリティを持つチームであり、いとも簡単にゴールを挙げることができる。100分間守ることを考えるのは厳しい。前へ行く勇気を持たなければならない」と自身の見解を示している。

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