バイエルン、若き“逸材”CBアントニオ・シウヴァに関心か…マンUも熱視線?

 バイエルンがベンフィカに所属するポルトガル代表DFアントニオ・シウヴァに関心を寄せているようだ。2月29日、ポルトガル紙『レコルド』やスペイン紙『スポルト』が伝えている。

 2003年10月30日生まれで現在20歳のA・シウヴァはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。ベンフィカの下部組織出身で、2022年夏にトップチーム昇格を果たした。徐々に出番を増やしていくと、今シーズンはここまで公式戦36試合に出場し2ゴールをマーク。一昨年11月にデビューしたポルトガル代表では国際Aマッチ通算7試合に出場し、FIFAワールドカップカタール2022本大会に臨むメンバーにも名を連ねた。

 そんなA・シウヴァはベンフィカと2027年6月末までの契約を締結。しかし、直近ではレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン、リヴァプール、アーセナル、チェルシーら数多のメガクラブからの関心が報じられており、その去就には大きな注目が集まってる。

 今回の報道によると、バイエルンも同選手の獲得に興味を示しており、その動向を注視しているという。かねてからCB補強の噂が絶えない同クラブは、今冬の移籍市場にてイングランド代表DFエリック・ダイアーを買い取りオプション付きレンタルで獲得。しかしながら、依然として同ポジションの強化を望んでおり、新たにスポーツ部門の取締役に就任したマックス・エベール氏はベンフィカで輝きを放つA・シウヴァに熱烈な関心を寄せているようだ。

 また、マンチェスター・ユナイテッドも同選手への関心を強めており、今夏の移籍市場でオファー提示に踏み切る可能性があるという。現時点で具体的な接触は確認されていないが、バイエルンとマンチェスター・ユナイテッドとの間で獲得競争が展開されることもあり得るだろう。なお、ベンフィカはA・シウヴァの契約解除金を1億ユーロ(約163億円)以上に設定していると伝えられている。
 
 今シーズン終了後にはトーマス・トゥヘル監督が退任し、新たな指揮官の下で再出発することとなるバイエルン。果たしてA・シウヴァを最終ラインに迎え入れることになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。

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