チェルシーOB、同胞FWオシムヘンの古巣加入に期待「後押しし続けている」

 かつてチェルシーでプレーした元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル氏は、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの古巣加入を望んでいることを明らかにした。2月29日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 得点力不足に悩まされているチェルシーは、2024年夏の移籍市場でストライカーの獲得に動くと見られており、かねてよりオシムヘンをメインターゲットに設定していることが報じられている。

 そのオシムヘンには今夏に有効となる1億2000万〜1億3000万ユーロ(約195〜211億円)の契約解除条項が設定されていることも伝えられているが、パリ・サンジェルマン(PSG)も関心を示していることが明らかになっており、同選手の去就には注目が集まっている。

 そんななか、2006年から2017年までチェルシーでプレーしたミケル氏は、カタールでのウェブサミットに出席した際にオシムヘンのチェルシー加入の可能性について聞かれると、「両者の間には真の関心があると思う」と同選手が古巣への加入を望んでいるとの考えを明かした。

「彼はクラブを愛していると思うし、クラブに来たいと思っている。私やヴィクター・モーゼスやセレスティン・ババヤロなど、あまり多くないナイジェリア人選手に続いてチェルシーでプレーしたいと思っているのは明らかだと思うよ」

 さらに、「私は今もオシムヘンの代理人で、彼をチェルシーに連れて行こうとしている! その取引の20パーセントに関わっているから、うまくいくことを願っているよ」と笑いながら冗談も口にしたミケル氏だが、同選手には真剣に古巣に加入することを勧めていると語った。

「ロンドンは素晴らしい街だ。リヴァプールやそのような場所に行くよりはロンドンに住みたいと思うだろう。しかし、彼はパリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドへの興味も持っている。だから、私は彼にメッセージを送り続けている。あまり多くのことを考えすぎず、考えるクラブはブルーズだけになるようにね」

「私は彼を後押しし続けるし、彼がクラブに来てくれることを願っている。私たちには欠けているものが一つある。日曜日に行われた(カラバオ・カップ)決勝を見た人なら誰でもわかると思うが、ゴールを決めるということが欠けている。私たちにはゴールを決めてくれるストライカーが必要なんだよ」

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