キャリアの終焉か…イタリア反ドーピング機構がMFポグバに4年の出場停止処分を正式決定

 ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバに対する4年間の出場停止処分が正式に決定した。29日、イタリアメディア『トゥットスポルト』が伝えている。

 ポグバは昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後、出場機会はなかったものの、無作為に薬物検査の検査対象として選ばれ、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認された。その後、イタリア反ドーピング機構(NADO)は、ポグバから検出された物質が「非内因性のテストステロン代謝物であった」と発表。ポグバは、反ドーピング規定への違反を理由、暫定的な資格停止処分を科され、9月3日のエンポリ戦以降欠場していた。

 検査結果を不服としたポグバは再検査を実施。それでも、10月6日に同選手から新たに採取したBサンプルの検査結果が判明し、再び陽性が確認された。NADOはテストステロン検査で陽性反応が出たことから、ポグバに対して最長4年の出場停止処分を要請し、今回、4年間の出場停止処分が正式に決定した。

 3月15日で31歳となるポグバにとって4年間の出場停止は非常に重く、そのキャリアに終止符が打たれる可能性がある。

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