進撃のインテル、4戦連続4ゴールでアタランタ撃破!…2位ユーヴェと「12」ポイント差に

 セリエA第21節延期分が28日に行われ、インテルとアタランタが対戦した。

 1試合未消化ながら2位ユヴェントスに「9」ポイント差をつけ首位を快走するインテル。現在は公式戦10連勝、セリエAで19戦無敗と無類の強さを見せつけており、直近では3試合連続4ゴール中と得点力が際立っている。今節の対戦相手はリーグ戦で5戦無敗とこちらも好調の5位アタランタ。この試合に勝利すれば4位ボローニャを勝ち点で上回り、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内に浮上することとなる。

 開始早々の10分、インテルは最終ラインでのパス回しをカットされると、ゴール前のこぼれ球を拾ったシャルル・デ・ケテラーレにネットを揺らされる。いきなりの失点かと思われたが、直前に相手選手のハンドがあったとして得点は取り消しに。何とか事なきを得ると、26分にはラウタロ・マルティネスのスルーパスに抜け出したヘンリク・ムヒタリアンが決定機を迎える。一度はGKの対応に阻まれたが、マッテオ・ダルミアンが押し込み先制に成功した。

 攻勢を強めるインテルは40分、左サイドからの攻撃でチャンスを作ると、こぼれ球にいち早く反応したフェデリコ・ディマルコが相手選手からボールを奪う。これを収めたラウタロがボックス手前から強烈なハーフボレーを放つも、シュートはクロスバーを叩く。45+1分にはペナルティーアーク内でベンジャマン・パヴァールのパスを受けたラウタロが反転から左足を一閃。強烈な一撃にGKは一歩も動くことができず、インテルがリードを2点に広げた。

 後半もインテルのペースで試合が進む。48分、ディマルコがボックス左角付近からクロスを上げると、鋭く回転がかかったボールはGKの頭上を超えてファーサイドへ。一度はゴールラインを割ったとの判定が下されたが、VAR介入の結果ラインは割っていなかったことが判明。加えて、直後のプレーでハンス・ハテブールにハンドがあったとしてインテルにPKが与えられる。ラウタロのキックはGKに阻まれたが、こぼれ球をディマルコが押し込み3点目を奪った。

 余裕の展開となったインテルは71分、ボックス右でFKを獲得すると、都中出場のアレクシス・サンチェスが上げたボールにダヴィデ・フラッテージが頭で合わせてリードを4点に広げる。その後はスコアが動かず、試合はこのまま4-0で終了。4試合連続4ゴールを記録したインテルがセリエAでの無敗記録を20まで伸ばし、2位ユヴェントスとの勝ち点差を「12」に広げた。

 今週末から来週初めにかけては第27節が開催。インテルは3月4日にホームでジェノアと、アタランタは3月3日にホームでボローニャと対戦する。

【スコア】
インテル 4-0 アタランタ

【得点者】
1-0 26分 マッテオ・ダルミアン(インテル)
2-0 45+1分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
3-0 54分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
4-0 71分 ダヴィデ・フラッテージ(インテル)

【動画】インテルがアタランタを4発粉砕!

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