「岩井明愛らしく」日本初戦へ　海外2試合で得た重要なこととは？

＜ダイキンオーキッドレディス　事前情報◇28日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6595ヤード・パー72＞

国内女子ツアー今季初戦を迎える岩井明愛は「日本の開幕戦ですけど、私は（海外で）2試合やっているので、あまり開幕というイメージがないです」と話した。

明愛は2月中旬に行われた欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル Presented By PIF」と、先週の米国女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」の2試合を終えてからの出場。国内開幕という実感はあまりないものの、「日本のファンの皆さんとお会いできることはすごく楽しみです」と、やはり気持ちは高ぶる。

海外ツアーで得たことは「アプローチとパターはすごく重要」ということ。この2試合の経験から「今まで以上にもっと熱を入れていこうと思いました」とショートゲームの重要性を再確認させられた。

今大会が行われる琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）のグリーン周りは「難しいです。ラフがティフトンというか、ボールが埋まる感じなので、かなり苦戦するんじゃないかなと思います」。海外での経験をフルに活用し、スコアを伸ばしていきたい。

「自分のプレーに集中して、やるべきことをやっていけたらいいなと思います」と意気込む。最後に「岩井明愛らしく、楽しんでプレーしたいなと思う」と笑顔を見せた。自分らしいゴルフで上位発進といきたい。（文・高木彩音）