米下部ツアーに挑む馬場咲希へ宮里藍からエール「“楽しい”という思いを大事にして」

27日、馬場咲希がサントリーと所属契約を結ぶことを発表し、記者会見に登場した。会見には同社に所属し、国内女子ツアー「宮里藍 サントリーレディス」の大会アンバサダーを務める宮里藍も出席。「(馬場は)ここ数年で、目覚ましい活躍をしている。きょう、サントリー所属ということで私にとってもうれしい」と祝福した。

二人の出会いは、2021年9月に馬場が高校1年生の時に参加したジュニア大会「宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY」の時。宮里の馬場への第一印象は、「最初は結構控えめというか、物静かで、髪の毛も短くて。ただティエリアに上がるととものすごい大きく見える選手だった。身長ももちろん大きいですけど、振りが大きくて、細いのに力強いスイングをする子だなと思いました」。

その後、馬場は22年8月の「全米女子アマ」で優勝。日本勢としては1985年の服部道子以来37年ぶり2人目の快挙を達成した。「それから次の試合にあった時には、しっかりお姉さんになっていた。すごく自信もついて、とてもキラキラしているいう印象がありましたね」と馬場の成長を感じていた。

馬場は3月から米下部のエプソンツアーに参戦する。米ツアーで9勝を挙げた宮里に対して「日本と米国で違うところ、米国で困ったことを教えて欲しい」と質問。宮里は「移動が長いし、連戦が続くと疲れる。飛行機移動なので、クラブが届かないこともあるので準備しておく。貸しクラブで出ることもあるし、柔軟に対応していくのが大事」とアドバイスした。

「試行錯誤しながら自分を磨いていくことは大変なときもあると思うけど、“楽しい”という思いを大事にして欲しい」とエールを送った。

externallink関連リンク

国内女子開幕戦 初日の組み合わせ表 馬場咲希のプロフィールをおさらい 渋野日向子が馬場咲希を激励「てばさき~、チームサントリー入りおめでとう!」 馬場咲希&蝉川泰果が“59”でペアマッチ戦V 賞金2000万円獲得 渋野日向子が今季初戦で噛み締めた“苦味” 「この悔しさを捨てることなく受け入れて」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)