くるりとカップを1回転　危ういショートパットに櫻井心那も苦笑い

櫻井心那が自身のインスタグラムを更新。台湾で開催された「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」を7位タイでフィニッシュしたことを報告した。
「今年も初戦は台湾でした」と記した櫻井は、昨年も年明け早々に台湾で開催された「日立レディースクラシック」に出場。昨年のステップ・アップ・ツアーで賞金女王に輝いたウー・チャイェンや日本で実績のあるテレサ・ルーらを抑えて優勝を飾っている。
 
この2つの大会はオリエントG&CCが会場。「グリーンの傾斜が強くて、ピンポジが難しく、強風も吹いたので、神経を使うメジャーらしいセッティングになっていました」と、攻略が難しいコースだったことを紹介。それでも「良かった所、悪かった所を振り返って、良い感覚で日本での開幕を迎えられるようにしたいです！」と、早くも視線は29日から沖縄で開催される今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に向けられていた。

「昨年、優勝したコースに、また試合で来られて、嬉しかったです」と、あらためて台湾ツアーに出場できたことを喜ぶと、「招待して、温かく迎えてくださった黄さん、TLPGA様、フォックスコン様、ありがとうございました！！」と、大会関係者や主催者、冠スポンサー企業への感謝の言葉で投稿を締めくくった。

試合中に撮影された写真7枚に続いて公開された動画は、1メートル足らずのショートパットを映したもの。投稿の最後にハッシュタグを添えて「くるりんパット」と記されているとおり、ボールはカップの縁を360度以上も回った末に、コトリとカップイン。櫻井もキャディと顔を見合わせて苦笑いを浮かべるという貴重な動画だ。

この投稿には「YouTubeの中継で応援してました」「難しいセッティング、強風の中、7Tは素晴らしかったですね！」と上位進出を称賛する声や、「カップの縁を一周して入るなんて、嬉しいドキドキでしたね」「一回転してコロン。やっぱり持ってる人は違いますね」と「くるりんパット」を喜ぶ声などが寄せられていた。

ファンにとっても待ちに待ったレギュラツアーの開幕戦、櫻井は開催地・沖縄出身の新垣比菜、昨年のメジャー大会覇者の原英莉花と同組で予選をラウンドする。昨年の年間4勝という記録をさらに更新することは出来るのだろうか。今年も快進撃を見せてくれることを期待したい。