レヴァークーゼン、無敗を「33」に伸ばしてドイツ新記録樹立! マインツを2-1で下して白星獲得

 ブンデスリーガ第23節が23日に行われ、レヴァークーゼンとマインツが対戦した。

 ここまでリーグ戦22試合を消化し、18勝4分の勝ち点「58」で首位に立つレヴァークーゼン。17日に行われたハイデンハイム戦を2-1の勝利で飾り、今シーズンの無敗記録を「32」に伸ばしたことで、バイエルンが持つブンデスリーガ記録に並んだ。新記録樹立に向け負けられない一戦に、指揮官を務めるシャビ・アロンソ監督はドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツなど主力選手を起用。ホームでの白星獲得を狙う。

 試合は、開始早々の3分にレヴァークーゼンがスコアを動かす。右サイドの浅いエリアでフリーキックを獲得すると、キッカーを務めたヨナス・ホフマンはショートパスを選択。そのまま左サイド深くまで繋いでアレハンドロ・グリマルドがクロスを送る。ボールは相手選手にブロックされたものの、こぼれ球に反応したグラニト・ジャカがボックス左角から左足を振り抜き、鮮やかなシュートをネットに突き刺して先制点をマークした。

 先行を許したマインツだったが、直後の7分に敵陣中央でフリーキックを奪取。ナディーム・アミリがファーサイドに柔らかいボールを蹴り入れ、大外から走り込んできたシルヴァン・ヴィドマーが頭で折り返すと、ワンテンポ遅れて飛び込んできたドミニク・コールがダイビングヘットで合わせる。古巣相手に放ったシュートはゴールへと吸い込まれ、マインツがすぐさま同点に追いついた。

 以降は、互いに訪れたチャンスを決めきれず時間が経過。40分には、マインツのパスミスをボックス内で拾ったホフマンが、GKと1vs1の局面を迎えたが、放ったシュートはGKロビン・ツェントナーに右足で弾かれてしまった。

 1-1で突入した後半も、ボールを保持するレヴァークーゼンとカウンターを狙うマインツの構図に。徐々に流れがマインツに傾き始めたかと思われた62分には、レヴァークーゼンが左サイドで得たコーナーキックから、アミン・アドリがニアサイドで合わせてゴールを狙う。しかし、ボールはわずかに枠を捉えきれず、レヴァークーゼンが決定機を逃してしまった。

 すると、68分に再びレヴァークーゼンがリードを奪う。セカンドボールを拾い続けてマインツに波状攻撃を仕掛けると、ペナルティエリアから離れた位置でヴィルツからのパスを受けたロベルト・アンドリッヒが、思い切り良く右足を振り抜く。強烈なシュートはGKツェントナーの正面に飛んでしまったものの、キャッチを試みた判断がミスを招いてゴールイン。ここまでビッグセーブを見せていたツェントナーだが、悔しい形で失点を喫してしまった。

 79分には、マインツのジェシック・ヌガンカムが退場となったことで数的優位になったレヴァークーゼン。結局、試合はそのまま2-1で終了し、今シーズンの無敗記録を「33」に伸ばしたレヴァークーゼンがドイツ新記録を樹立した。次節、レヴァークーゼンは来月3日にアウェイでケルンと対戦。マインツは来月2日にホームでボルシアMGと対戦する。

【スコア】
レヴァークーゼン 2-1 マインツ

【得点者】
1-0 3分 グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン)
1-1 7分 ドミニク・コール(マインツ)
2-1 68分 ロベルト・アンドリッヒ(レヴァークーゼン)

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