渋野日向子は24年初戦をバーディフィニッシュでイーブンパー「去年よりは質がいい」

＜ホンダLPGAタイランド 初日◇22日◇サイアムCCパタヤオールドC（タイ）◇6576ヤード・パー72＞

2024年の初戦を迎えた渋野日向子は、3バーディ・3ボギーの「72」。イーブンパー、ホールアウト時点で暫定54位タイで滑り出した。プレー後、大会を放送するWOWOWのインタビューに応じ、「もったいないところもあったので悔しい気持ちですが、なんとか最後バーディをとれてイーブンで終われたのでよかったのかなと思います」と振り返った。
1番からスタートした渋野は、2番で6メートルを沈め初バーディを奪った。その後はパープレーを続け、後半の11、14番でボギー。15番で1つ取り返したが、17番で再びボギーを喫した。それでも、18番パー5では、3打目を約1メートルに寄せてバーディ。イーブンパーに戻し、ホールアウトした。「獲りたかったところで獲れたので良かったかなと思いましたが、パー5でかなかなか獲れずでした。アプローチで1メートルぐらいに寄せたけど、外したのもありますし…」と反省点を挙げた。

それでも、オフに取り組んできたことに手応えを感じている。「グリーンを外れたショットでも、去年よりは質がいいかなと思うものが多かったので、前向きに捉えています」。

2日目以降に関しては、「ビックスコアが出るコースなので、なかなか難しいと思いますが、4日間通してやるべきことを初日はできたので、3日間続けていきたいと思います」と話した。