渋野日向子と原英莉花がタイで“競演”「楽しかった」　出場の日本勢8人が精力的に練習R

＜ホンダLPGAタイランド 事前情報◇20日◇サイアムCCパタヤオールドC（タイ）◇6576ヤード・パー72＞

連日の30度超となったコースに、明るい笑顔の花が咲く。開幕2日前に、ここが今季初戦となる渋野日向子と原英莉花が一緒にアウト9ホールをプレーした。
打撃練習を終えた2人は、まず午前11時頃、先に渋野が1番からスタート。その10分後に同じティから原が飛び出し、一組前を行く渋野に合流する形で“競演”が実現した。そのまま9番までプレーし、最後はお互いにお礼を言い練習ラウンドは終了。今大会初出場の原は和気あいあいのラウンドを終え、「楽しかったです」と感想を口にした。

渋野は米ツアーでのシード復帰、そして海外2勝目がかかるシーズンがここから始まる。そして「世界ランキングを上げたい」とスタートダッシュを意気込む原も、今年は米ツアー予選会突破などを目指す一年になる。そのなかで切磋琢磨するラウンドになったはずだ。

また先週、サウジアラビアで行われた欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル」に出場していた古江彩佳、西村優菜、笹生優花、岩井明愛＆千怜の姉妹もコースに姿を見せ、それぞれ練習ラウンドなどで調整。サウジ戦には出ずここが今季3試合目となる畑岡奈紗も含め、この6人は汗を流しながら18ホールをプレーした。

大会は22日に開幕。あす21日にはプロアマが行われ、出場する日本勢8人全員が9ホールをプレーする。