直近リーグ戦で印象付けた“9番”M・ジョレンテ…インテル戦はグリーズマンとのコンビでトップ起用か

 20日にチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦を控えるアトレティコ・マドリードだが、MFマルコス・ジョレンテの活躍が勝利の“カギ”になりそうだ。19日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 悲願のCL初優勝を目指すアトレティコ・マドリードは、グループEを無敗の首位で通過すると、決勝ラウンド16ではインテルと対戦することに。そして、20日に行われる敵地でのファーストレグに向けた招集リストには、GKヤン・オブラクやMFコケ、FWアントワーヌ・グリーズマンらが順当に名を連ねるとともに、直前で右膝を捻挫し、帯同が不安視されていたFWアルバロ・モラタが間に合ったことも確認された。また、DFガブリエウ・パウリスタも復帰している。

 そんなインテル戦だが、2トップの一角に入るのはMFマルコス・ジョレンテになる可能性が高そうだ。『アス』によると、ディエゴ・シメオネ監督が17日に行われたラ・リーガ第25節ラス・パルマス戦のプランを踏襲することを検討しているとのこと。ここまで公式戦19得点を記録していたモラタが先の理由で欠場となった同試合で、チームいちのユーティリティ性を持つM・ジョレンテを“9番”として起用した結果、2ゴールを奪い、果敢なプレスで相手のビルドアップを封じるなど攻守に大活躍。これに手応えを得ると、19日のトレーニングにて同選手のトップ起用のオプションを試した模様。ただミラノでは、ラス・パルマス戦は温存となったグリーズマンとコンビを組むことになると報じている。

 なお、インテル戦の前日会見に臨んだシメオネ監督は、M・ジョレンテについて「他のストライカーとは違う特徴を持っている。強いて言うなら、(アンヘル・)コレアに近しいかな。少なくとも、モラタやメンフィスのような純粋さはない。彼をどう使うか、どこに起用するのかをよく考えて決断するつもりだ」と述べている。

 日本時間21日の5時にキックオフを迎えるインテル戦の招集メンバーは以下の通り。

▼GK
1 ホラツィウ・モルドヴァン
13 ヤン・オブラク
31 アントニオ・ゴミス

▼DF
2 ホセ・マリア・ヒメネス
4 ガブリエウ・パウリスタ
15 ステファン・サヴィッチ
16 ナウエル・モリーナ
22 マリオ・エルモソ
23 ヘイニウド・マンダーヴァ

▼MF
5 ロドリゴ・デ・パウル
6 コケ
8 サウール・ニゲス
12 サムエウ・リーノ
14 マルコス・ジョレンテ
17 ロドリゴ・リケルメ
18 アルトゥール・フェルメーレン
20 アクセル・ヴィツェル
24 パブロ・バリオス

▼FW
7 アントワーヌ・グリーズマン
9 メンフィス・デパイ
10 アンヘル・コレア
19 アルバロ・モラタ

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