英国の大物司会者が流行する“穴あきソックス”に苦言「くだらないことはもうたくさんだ」

 数々のサッカー番組で司会者として活躍するリチャード・キーズ氏が、サッカー界で流行する“穴あきソックス”について言及した。18日、イギリス紙『デイリー・スター』がX(旧ツイッター)における同氏の投稿を伝えている。

 極端に小さいレガースの着用やセパレート型ソックスの着用など、ギアの流行や進化が進むサッカー界。最近は、ソックスを破り穴を開けるスタイルが流行しているが、キーズ氏は見た目の問題から近年の流行に反対の意見を持っているようだ。

 同氏は、チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーの写真を掲載しながら、“穴あきソックス”について、「くだらないことはもうたくさんだ。その必要はない」と投稿。続けて、「スペインは禁止した(ベリンガムは免れているが)。私たちもそうする時が来た」と一連の加工を禁止するように求めているラ・リーガを例に出しながら、プレミアリーグも“穴あきソックス”を制限するように求めている。

 そんなサッカー界で多くの人々から批判を集める“穴あきソックス”だが、『デイリー・スター』は加工が与えるパフォーマンスへの影響を指摘。「タイトなソックスを履くことにより、筋肉が収縮して動きを制限し、けいれんや疲労に繋がる血流の低下を引き起こす可能性がある」と説明した上で、「ふくらはぎの筋肉へのストレスを軽減することを目的としている」と理由を述べながら“穴あきソックス”の有効性を主張した。

 また、ラ・リーガでは当時バレンシアに所属していた元アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ氏が、スポーツの服装規定にふさわしくないと判断され、ソックスの履き替えを命じられたことがある一方、キーズ氏が指摘した通りレアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムは“穴あきソックス”を着用し続けているのも事実だ。

 果たして、今後はプレミアリーグでも同様の加工が禁止されることになるのだろうか。

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