圧巻『62』を「自信に変えて」 松山英樹が見据えるマスターズ2勝目

<ジェネシス招待 最終日◇18日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>

オーガスタに向けて大きな勝利だ。松山英樹が最終ラウンドで9バーディ・ボギーなしの「62」をマーク。トータル17アンダーで6打差を覆し、大逆転で2年ぶりの9勝目をつかんだ。
出だしの1番パー5で幸先良くバーディを奪うと、2番、3番と連続バーディを奪取。単独首位を走るパトリック・キャントレー(米国)への猛追体勢に入った。

圧巻はバックナインだ。10番からまたしても3連続バーディを記録すると、15番パー4では2打目を20センチにつけてタップインバーディ。16番ではホールインワン寸前というスーパーショットを披露した。

瞬く間にリーダーボードの頂点に立つと、17番でのバーディで後続と2打差。最終18番をパーで締めて力強くこぶしを握った。終わってみれば2位と3打差。「これ以上は望めない」という自画自賛の大逆転劇だった。

昨年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」で5位に入って以降は、優勝争いに絡めずにいた。「去年のプレーヤーズ以来トップ10に入っていなかったので、優勝できたのはうれしい。(今年の)プレーヤーズでもいいプレーができるように頑張りたい」。もがき苦しんでいた31歳にとって、勝利が何よりの薬となる。

次戦は3月7日から開催される「アーノルド・パーマー招待」。約2週間のオフを有効に使うつもりだ。「マスターズまではまだ時間がある。今週のいいプレーを自信に変えて、しっかりと固めていければと思います」。マスターズ2勝目の偉業へ、大きく歩みを進めた。

externallink関連リンク

松山英樹V! ジェネシス招待の最終成績 松山英樹の成績&プロフィール 松山英樹のスコア詳細 何を語った? 松山英樹の一問一答 勝みなみが爆発 欧州女子ツアー最終結果
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)