年間女王もガニってた! 両ヒザの間隔を広げれば、左足に強く踏み込める

PGAツアーのトッププロたちも使用している足圧測定器『スイングカタリスト』。プロのデータを見てみると、プロはインパクト時には左足に95%以上の力がかかっていることが分かった。どうすれば右足に体重を残さずに左足で強く踏み込めるのか? プロコーチの石井忍が解説する。

アマチュアの皆さんもインパクトは左足体重です。しかし、スイングカタリストで調べると、ほとんどのアマチュアは左足が80%前後で、右足に20%前後の力が残っています。

プロの体重配分を調べると左足に95%以上の体重がかかっていて、右足は5%以下。プロとアマチュアの差は両ヒザの距離感にあります。プロは左ヒザを目標方向に向けながら、両ヒザの間隔を広げて左足に体重をかけやすい姿勢を作っている。一瞬、ガニ股になるのです。

一方、アマチュアは左足を踏み込んだときに右足を左足側に動かし、両ヒザの間隔が縮まるため、左足を踏み込む力が弱く、右足に力が残ってしまうのです。

切り返した瞬間に左ヒザを目標に向けながら腰を低くして、左足を強く踏める姿勢を作りましょう。両ヒザの間隔を広げることで、右足から左足にスムーズに体重移動ができます。

左足を強く踏み込むポイントは、左足のアウトサイド(外側)に力を入れること。2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有選手のスイングを見ると、両ヒザの間隔を縮めずに、左足の外側で踏ん張っているのが分かります。

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