JR四国の新型車両あきらかに 青基調デザインのハイブリッド式 キハ40系など置き換えへ

量産先行車は25年末に登場。

量産車は2027年度から

 JR四国は2024年2月14日(水)、導入を進める新型ハイブリッド式車両の詳細を公表しました。キハ40系気動車など、老朽化した国鉄時代からの車両を置き換える方針です。 新型車両は、最新のディーゼルエンジンで発電した電力と、蓄電池からの電力によりモーターを駆動して走行するハイブリッド式。低騒音、低燃費、CO2削減に寄与します。また、駅停車時にアイドリングストップを実施し静粛性を向上させるほか、気動車特有のギアチェンジをなくすことで、乗り心地も向上させます。 車体はステンレス製です。外観は、下半分が四国の海や空をイメージしたJR四国のコーポレートカラー「ライトブルー」で、それを縁取るようにゴールドのラインがあしらわれます。側面のストライプは、青い空から海や川面にふりそそぐ光をイメージしており、四国の豊かな自然、澄み切った空気や水を表現しています。 車両編成は2両で1編成です。最高速度は100km/h、近畿車輛が手掛けます。量産先行車(4両:2編成)は2025年12月に完成し、性能確認試験を実施したのち、営業運転を開始する予定です。なお量産車は2027年度から順次導入されます。

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