ついに復帰のタイガー・ウッズ　ベテランキャディを大役に抜てき

＜ジェネシス招待　事前情報◇13日◇リビエラCC（カリフォルニア州）◇7322ヤード・パー71＞

昨年4月の「マスターズ」以来、10カ月ぶりのツアー競技復帰だ。今週の「ジェネシス招待」でタイガー・ウッズ（米国）がついに戻ってくる。
これまでタイガーのキャディを務めていたジョー・ラカバ氏は、パトリック・キャントレー（米国）とタッグを組んでいる。では、誰がタイガーのバッグを担ぐのか？　注目が集まっていたが、旧知の仲でもあるベテランのランス・ベネット氏が復帰戦の大役を務めることになった。

ベネット氏は2012年に「ザ・プレーヤーズ選手権」を制したマット・クーチャー（米国）全盛期のパートナーとして知られているが、以前にはLPGAのレジェンド、ジュリ・インクスター、ポーラ・クリーマー（ともに米国）、ロレーナ・オチョア（メキシコ）とともに戦った。今季はPGAツアーで戦うアドリアン・デュモン・ド・シャサール（ベルギー）とタッグを組んでいる。

デュモン・ド・シャサールとタイガーは同じエージェントで、今週の「ジェネシス招待」にデュモン・ド・シャサールが出場できなかったことから、ベネット氏とのペアが誕生した。

タイガーは3月に「ザ・プレーヤーズ選手権」、4月に「マスターズ」への出場を予定している。ベネット氏が再びバッグを担ぐ可能性もあるが、タイガーは再び長くペアを組めるキャディを探していくと見られている。

昨年12月、タイガーが出場した非公式大会の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」では長年のビジネスパートナーで友人のロブ・マクナマラ氏がキャディを務めた。（文・武川玲子＝米国在住）