直近5試合で4勝1分と好調のマンU…指揮官「このチームには非常に高いポテンシャルがある」

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、アストン・ヴィラ戦への意気込みを語った。9日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。

　ここまで23試合を消化したプレミアリーグで、12勝2分9敗の6位につけているマンチェスター・ユナイテッド。今シーズンの開幕から不安定な戦いが続いていた“赤い悪魔”は、チャンピオンズリーグ（CL）のグループステージを最下位で敗退するなど不振に陥っていたものの、2024年に入ってからの公式戦5試合では4勝1分を記録し、復調の兆しを見せている。

　そんななか、インタビューに応じたテン・ハフ監督は、「私たちにはエキサイティングな選手がいる」とクラブのスカッドについて言及。「シーズン中には素晴らしい瞬間もあった。例えば、エヴァートン戦でのガルナチョの華麗なゴールだ」とアルゼンチン代表FWのよるオーバーヘッド弾を称賛した。

　また、「このチームには非常に高いポテンシャルがある」と述べつつ、「そして今、私たちは高いレベルのパフォーマンスを見せなければならない」とコメント。「今はいくつかの試合でそれができているが、例えば日曜日には非常にレベルの高い相手と対戦する」と11日に対決するアストン・ヴィラへの警戒を示しながら、「そこでパフォーマンスを発揮し、日曜日にその選手たちから最終的な成果を出すことが課題なんだ。それが次のステップなんだ」と結果への強いこだわりを口にしている。

　さらに、インタビューの最後には、「自分たちが彼らを倒せることは分かっている」と自信をのぞかせた一方、「しかし、日曜日はまた新たな試合だ。テストだ。私たちはチャンスを掴まなければならない」と決意を明かした。