
マンチェスター・シティの女子チームを率いるガレス・テイラー監督が、日本女子代表(なでしこジャパン)MF長谷川唯について言及した。9日、Xのクラブ公式アカウントがコメントを伝えている。
FA女子リーグカップ準々決勝が7日に行われ、トッテナムとマンチェスター・シティが対戦した。試合は、34分にショートコーナーの流れから長谷川が放ったミドルシュートがネットを揺らし、アウェイのマンチェスター・シティが先制に成功。この豪快な一撃が決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
クラブをリーグカップ準決勝に導き、ウィメンズ・スーパーリーグでもここまで全13試合出場1アシストを記録するなど、マンチェスター・シティの主力として活躍する長谷川。指揮官からの信頼も厚い同選手だが、ガレス・テイラー監督は長谷川について、「彼女は非常に知的で、その背丈に反して、ゲーム内で最高のボール回収者の1人だ」となでしこMFの類稀な才能を絶賛している。
また、リーグトップクラスとなる88.9パーセントのパス成功率を記録し、2位につけるマンチェスター・シティを支える同選手に対して、「私は彼女をアシスターの中のアシスターと呼んでいる」と述べなから、「彼女はチャンスを生み出す歯車なんだ」と称賛を送った。