寒い日や雨の日もへっちゃら インドア施設を活用してもっとゴルフを楽しもう【原田香里のゴルフ未来会議】

ゴルフを愛するみなさん、こんんちは。原田香里です。きょうは、最近都市部でとても増えてきたインドアのゴルフ施設についてお話したいと思います。
東京では、都市の再開発や相続税の高さなど、理由はさまざまですが、屋外の練習場がどんどん減っています。“練習場難民”などという言葉が使われたりもしています。対照的にインドアのゴルフ施設をあちこちで見かけるようになりました。以前はゴルフバーのような形態のところが目立っていたのですが、現在は純粋にゴルフの練習をしたり、レッスンを受けたりするための場所も多くなっています。

オフィス街にあるインドア施設の知人に聞いたところ、お仕事帰りはもちろん、昼休みに練習に来る方もかなり多く、予約がびっしりのインドア施設もあるということでした。みなさん、お忙しいなか、限られた時間を有効に使ってらっしゃるんだな、としみじみ思いました。

確かに、都内では車より電車通勤の方のほうが多いでしょうし、休日は家族との時間やゴルフ場でのラウンドに行くこともあるでしょう。平日に練習したい! と思っていても、一旦家に帰ってからでは時間がない…。そう考えると、通勤途中やオフィスの近くにあるインドア施設は、非常に便利で日常に寄り添った存在なのだと思います。

継続は力なり、と言いますが、毎日とはいかなくても、クラブを握る頻度が高ければ高いほど上達は早いと思います。素振りだけでも毎日すれば効果は抜群です。インドア施設では、メンバーのクラブを預かってくれることもあるようですし、1、2本ならオフィスの行き帰りに持って行くのも苦にはならないでしょう。

屋外の練習場でボールを打つと、どうしてもボールの行方が気になってしまいます。ヘッドアップもしやすくなるし、ヤード表示に惑わされることもあります。でも、インドア施設にはそれがありません。ボールの行方を気にすることもあまりなく、打つという行為に集中しやすい環境でクラブを振ることができるのです。

さらに、データを取ることができる施設がほとんど。本当の飛距離はもちろん、ヘッドスピードや打ち出し角、スピン量などがすぐにわかるのでいろいろと意識して練習しやすく、スイングを作るには最適です。当たり前ですが、天候に左右されることもありません。暑くても寒くても風が強くても、ストレスなく球を打てます。「練習したくない理由」が少ないので、継続して練習しやすくなります。

私自身は、実家の練習場でゴルフを覚え、インドア施設などほとんどないなかでプロになっていますが、後輩のなかにはインドア育ち、というプロもいるようです。日常の中でゴルフの練習を上手に習慣化したり、レッスンを受けたりするもよし、時にはシミュレーションゴルフを楽しむもよし。インドアゴルフ施設を上手に活用すれば、いままで以上にゴルフが楽しめるのはまちがいありません。

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