“最後”のマスターズ出場危機 66歳ランガーがトレーニング中にアキレス腱を断裂

今年限りで「マスターズ」から勇退することを発表していた66歳のベルンハルト・ランガー(ドイツ)にアクシデントだ。米国フロリダ州でトレーニング中にアキレス権を断裂。PGAツアーを通じて声明を発表した。
今週の木曜日にケガを負い、「金曜日に手術をする。回復期間は競技ゴルフから離れることになる」と説明した。ケガの程度などは明らかになっていないが、通常であれば歩行も困難な状況。シニアツアーの欠場はもちろん、4月のマスターズも出場が極めて難しくなった。

水曜日に行われた「チャブ・クラシック」(2月16~18日、米フロリダ州)の事前会見では、マスターズへの気持ちを語っていた。「私の人生において大きな部分を占めてきたオーガスタでは、感情的になると思う」と最後のマスターズに思いをはせたが、花道は来年以降に持ち越されそうだ。

1985、93年にマスターズを制覇したランガー。同大会は歴代優勝者に永年出場を認めているため、来年以降も出場は可能。「これまで信念と家族に支えられてきた。これからもそこに頼って、競技に戻りたい」と決意を表明した。今年の8月で67歳。再びオーガスタの地に立つため、リハビリを進めていくことになりそうだ。

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