観光バスもEVに!? 名鉄観光バスが運行開始「国内でも数少ない例」

中型観光バスタイプを1台導入。

EVバスが抱える課題の解決なども研究予定

 名鉄観光バスは2024年1月31日、EVタイプの中型観光バス1台を導入し運行を開始すると発表しました。

 運行開始は2024年3月からを予定しているとのことです。EV観光バスの導入は同社では初めての試みで、日本国内でも数少ない一例となります。 EVモーターズ・ジャパン製の車両を採用するとのことで、乗車定員は29人(客席27人・運転席1人・ガイド席1人)、大きさは全長8850mm、全幅2490mm、全高3450mmとなります。 名鉄観光はEVバス導入の狙いを、「脱炭素経営の本格化に向けた取り組みと、昨今の燃料価格の上昇による固定費抑制が目的」と発表しています。また、走行可能距離などEVバスが抱える課題の解決に向けて研究を重ねていくほか、災害時における非常電源としての活用法を検討するとのことです。

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