<「LOVE CATCHER Japan」矢ヶ部初音&高崎凌インタビュー>“賞金目当て”マネーからラブに変えてカップル成立 選択変更までの葛藤・惹かれた理由

【モデルプレス=2024/02/02】ABEMAオリジナル番組「LOVE CATCHER Japan」(ラブキャッチャージャパン:毎週土曜よる10時~)が1月27日に配信された第8話をもって完結。見事「ラブキャッチャー」同士告白が成功し両想いとなったゲームストリーマーの矢ヶ部初音(はつね/30)とモデルの高崎凌(りょう/24)が、モデルプレスのインタビューに応じた。最終回前日にお互いの正体がいち早くメンバーの前で明かされるという波乱を経て、はつねが賞金500万円を狙う「マネーキャッチャー」から真実の愛を見つける「ラブキャッチャー」に選択し直し、結ばれた2人。旅での心境の変化やお互いへの想いをたっぷりと語ってもらった。

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◆「LOVE CATCHER Japan」矢ヶ部初音、ラブキャッチャーに選択し直し高崎凌と成立

2人は、2日目の朝にはつねが男子部屋を訪れ、りょうを2ショットに誘ったことをきっかけに急接近。最終告白前日に“最も正体が気になる人”として投票されたメンバーの正体が明かされることになり、2人に同率で票が集中。りょうがラブキャッチャーだと明らかになった直後に、はつねがマネーキャッチャーだったことが発表された。

号泣するはつねに対し、動じること無く優しい言葉をかけたりょう。この日の朝に「最後の告白を前に改めてラブキャッチャーか、マネーキャッチャーかを選択し直すことができる」というルールが告げられており、最終告白では見事2人ともがラブキャッチャーを選択し、今回の旅で唯一真実の愛で結ばれたカップルとなった。

◆矢ヶ部初音&高崎凌、お互いに惹かれた理由

― 成立おめでとうございます。まずお互いに惹かれた理由を教えて下さい。

はつね:最初は「この人の喋り方や雰囲気が好きだな」と思って声をかけて会話をしました。そのときに意外にも好きなものだったり趣味の共通点が多かったりして、もっと喋りたいなと思いました。

りょう:僕は2日目の朝に勇気を出して男子部屋に入ってきて声をかけてくれて、それが10人の中で一番に行動した人で、そういう行動力があって強い女性が好きなのでそこでかっこいいなと思って気になり出しました。はつねちゃんも言っていたんですけど、お互い好きなことや趣味など一致することが多くて、気も合うし、話していてずっと疲れないし居心地が良くてもっと知りたいという気持ちになりました。

― りょうさんは、1日目ではゆきのさん(海津雪乃)も気になっていたと思いますが、はつねさんに絞ったのはいつ頃でしたか?

りょう:1本になったのは3日目ぐらいです。2日目のカップルチャレンジでゆきのちゃんとデートして、まだ分からなかったんですけどちょっと恋愛面では違うのかなと思い始めてそのときにその日の朝に声をかけてくれたはつねちゃんのことが気になったのですぐにはつねちゃんだけに絞るという感じではなかったんですけど、3日目・4日目あたりにはずっとはつねちゃんとペアを組みたいという気持ちでいました。

◆高崎凌、海津雪乃への言葉を反省「言葉のチョイスって難しい」

― 特に序盤はすごくモテていたイメージだったのですが、断るのは気持ち的に辛かったのでは?

りょう:(モテていたのは)初日だけです(笑)。でも断り方は完全にミスったし、言葉のチョイスって難しいなと放送を観て思いました。ゆきのちゃんと話したときは、頭が回らなくなっちゃって何を話したか正直覚えていなくて、改めて観るとゆきのちゃんの彼氏でもないのに元彼感が出ていて「こんなクソみたいなこと言っていたんだ」と反省しました。俺、本当に疲れていたな…(苦笑い)。(※第6話、りょうに気持ちを寄せていたゆきのと真剣に話すシーンでのりょうの「真面目な話疲れるよね」という発言にスタジオからも厳しい意見が寄せられた)

― はつねさんはどう思いましたか?

はつね:当時あの場では2人が何を話しているかは全然聞こえなかったんですけど、(放送を観て)まあ…りょうくんも精一杯なんやなと思いました。

りょう:優しい。鷲見さん(スタジオMCの鷲見玲奈アナウンサー)に嫌われたからな。

はつね:でも私がゆきのちゃんの立場だったら「向き合おうとしているのに」と怒っていたと思います。(続けるのをやめて)あ、これ以上はちょっと(りょうを)傷つけるかもしれないね(笑)。

一同:(笑)

― りょうさんははつねさんの秘密の映像を観られましたが、どんな心境でしたか?(※その日のカップルチャレンジで1位になれば秘密の部屋に入り気になる異性の秘密を知ることができる)

りょう:妹さんが出てきて「はつねちゃんは十分仕事で稼いでいるから、多分恋愛したいと思います」と聞いて、じゃあラブ寄りなのかなと思ったんですけど、好きなタイプの話でちょっと僕がはつねちゃんの口から聞いていたのと違って、そこで「俺じゃないじゃん、どうしよう」と思って複雑ななんとも言えない感じになっていました。結局切り取り方が違っただけなんですけど。

はつね:全部本当なんですよ。少年っぽくて背中が広い男性が良いと。

りょう:「少年っぽい」だけ聞いていたから「背中が広い」と聞いたら、「俺じゃないか、ともき(水野友貴)か」と思ってしまって。

はつね:確かに全く別の想像をするけど、私の中ではそれが1つのタイプだったので。でもそれもちゃんとりょうくんから聞いてくれて話せて解決ができました。

りょう:テンパったのはあのときだけでした。

― お2人は最終日前日に正体が発表されました。はつねさんはマネーキャッチャーからラブキャッチャーに変えましたが、変更制度が発表される前はりょうさんもマネーキャッチャーだと思ってマネーキャッチャー×マネーキャッチャーで終わると思っていましたか?

はつね:りょうくんがマネーかラブかは、正直もうどっちでも良かったんです。自分の気持ち的にマネーで終わることが正解なのかという気持ちがあって、マネーとして参加することが正解だったかも分からないし、それはマレーシアに行かないと気づかなかったことだったので、色々な葛藤がありました。でもりょうくんのことを本気でマネーだと疑ったことは1回もなかったと思います。「あの瞬間はマネーっぽいよね」と思うことはあっても「絶対マネーだ」と思ったことはなかったです。

◆矢ヶ部初音、佐久間海世とのデートもきっかけ…ラブキャッチャーに変えたワケ

― 変更できると知ってすぐにラブキャッチャーに変えることを決めましたか?

はつね:そうですね。正体が出るちょっと前ぐらいにプールサイドで「自分の気持ちが楽になったんだよね」とりょうくんに伝えたときは、その時点でりょうくんがマネーかもしれない可能性は私の中で残っていたんですけど、りょうくんに対して500万を持って帰る選択をするのも違うな、というのが自分の中でもあったし、自分がもっと努力をしてお金を稼いだ方が気持ち的にも楽というのは、かいせい(佐久間海世)とのデートでかいせいから学んだことでした。

― かいせいさんのどんな言葉や考え方がはつねさんに影響を与えましたか?(※かいせいは第6話で、最もマネーキャッチャーと疑われ脱落。実際はラブキャッチャーだった)

はつね:かいせいはまっすぐなんですよ。お金は人との関係値で生まれるものじゃなくて、自分がちゃんと労働して得られるものだと考えているんです。人それぞれなのでその考えが絶対に正しいかは分からないけど理解はできるしこういう状況の中で私自身が人との関係を壊してお金を獲得するのは自分の性格的に良くないと思いました。もしこれでりょうくんがマネーだったとしても自分がラブでちゃんとぶつかっていったことが自分の中で正解になるかなと思って変えたいなと思いました。

◆高崎凌、マネーキャッチャーへの想い

― りょうさんはスタジオでも「最初からラブのつもりで参加した」と話していましたが、マネーで参加することは想像できますか?

りょう:マネーはすごいと思います。旅中でも絶対にこの旅はマネーがずっときつい想いをしていると思っていて、逆に俺はシンプルに楽しんじゃいました。人を騙してまで獲得したい500万の使い道が自分の中になかったのでそれぐらいのものがあれば良いと思いましたが、自分の性格的にはマネーキャッチャーにはならないかなと思います。

― はつねさんは500万を獲得した場合の使い道は考えていましたか?

はつね:マネーキャッチャーで参加したんですけど、500万自体には執着がなくて、8日間は恋愛しようと思って来ました。恋愛をしたくないわけじゃなかったんですけど日本に帰ってきたときに恋愛をする気がなかったから、8日間だけ短い恋愛をしてちゃんとマレーシアで区切りをつけるためにマネーキャッチャーとして終わらせて帰ってこようと思っていたんですよ。だから、500万が絶対必要というわけではなかったので色々な刺激を受けた中でラブキャッチャーにしようと思えたんだと思います。

◆矢ヶ部初音&高崎凌、最後に選んだ決め手

― はつねさんがラブに変えたのもりょうさんの力が大きいと思うんですが、変えた一番の決め手はなんですか?

はつね:何か大きいきっかけがあったわけじゃなくて、日々の積み重ねなんですけど、りょうくんの些細な優しさ、言葉や行動が自分の中で嬉しくてラブに変えました。

― りょうさんがはつねさんを選んだ決め手や好きなところは?

りょう:すごく大人で尊敬できるところです。2日目の朝の行動力も見ていたし、自分の決めたことはしっかり貫くという考え方がすごく好きです。プラス色々な顔を旅の中で見られたのでそこにも魅力を感じました。

― では、お互いに自分だけが知っている相手の一面や意外だった一面を教えて下さい。

りょう:自分だけではないんですけど、最初はクールなお姉さんというイメージだったので泣いたり怒ったり結構感情的になるところ。男女問わず人間らしい人が好きなので、そういう姿を見られたことが嬉しかったです。

― マレーシアへのご褒美旅行で見られた一面でも大丈夫です。

りょう:8日間でかなり素を出しすぎちゃっていたので、結構旅で知れたよね。

はつね:確かに。改めてではないんですけど、ご褒美旅行を通じて「りょうくんで良かったな」と再認識できました。一緒に喋っている時間が落ち着く感じはやっぱり一緒にいるときにしか感じられないじゃないですか?旅行は普段の生活とは違うから旅行でもそれを感じられるのはやっぱりりょうくんで良かったなと思いました。

◆矢ヶ部初音&高崎凌「LOVE CATCHER Japan」で得た成長

― 印象に残っている視聴者の反響を教えて下さい。

はつね:りょうくんがマネーに見られているのはめちゃくちゃ意外でした。マレーシアではりょうくんをすごく疑っていたわけではなかったので。

― でもお2人はメンバーの「最も正体が気になる人」に選ばれましたよね。投票になぜ選ばれたか聞きましたか?

りょう:マネーというよりは「一番分からなかった」とは言われました。自分もこんなにマネーに見られていることが意外で驚きだったんですけど、視聴者の皆さんが真剣に予想をして楽しんでくれていることが嬉しいです。

― 最後に「LOVE CATCHER Japan」を通じて一番成長できたことを教えて下さい。

はつね:もうちょっと人のことをちゃんと見ようと思いました。自分の価値観や決めつけじゃなくて、ちゃんと色々な人と向き合って知ることで見えてくることがあるんだなと思ったので、そこはすごく成長させられたなと思いました。

りょう:僕もちょっと似ているんですけど、色々な職業の色々な年齢の人と生活をして、自分の価値観で何かを決めるというよりも色々な人の考え方を知った上で答えを出すというのがすごく大事なことなんじゃないかなとこの旅で思ったので成長させられたと思います。

― メンバーの意見や考え方に影響を受けることが多かったですか?

りょう:意見というよりも本当に皆が素敵な人で、特に男子といる時間が長かったので一人ひとりのことが本気で好きで、帰ってきてからも普段の仕事の話とかをするんですけど価値観もためになるし色々な勉強があります。

はつね:確かに結果だけを見ると「あ、こういう人なんだ」と決めつけちゃうけど、その人がどういう目的や理由かを聞くとそういう考え方もあるんだなと納得できるところがあって、それはラブでもマネーでもすごく感じました。

― ありがとうございました。

◆インタビューこぼれ話

インタビュー前後も会話が止まらず、仲の良い様子が伝わってきた2人。ゆったりとした良い雰囲気が流れており、「波長が合っていますね」と伝えると、「確かにマイペースです(笑)」と笑顔に。穏やかな物腰ながら芯が強く達観したはつねさんの考え方には何度も記者も驚かされ、りょうさんも尊敬の眼差しを向けていました。

◆「ラブキャッチャー」日本版「LOVE CATCHER Japan」

同番組は、究極の選択をした男女10人が、自分が選んだ“正体”を隠した状態で、恋愛ゲームに参加。参加者たちは事前に、真実の愛を見つけるラブキャッチャーか、賞金500万円を狙うマネーキャッチャーのいずれかを選択。ラブキャッチャーはマネーキャッチャーに騙されずに、真実の愛をみつけられるかが鍵となり、マネーキャッチャーはラブキャッチャーを見極め、カップル成立をすることが賞金獲得の条件となる。

最終日の夜のセレモニーで想いを伝え合い、2人が共にラブキャッチャーなら真実の愛のカップルが誕生。しかし、ラブキャッチャーとマネーキャッチャーが結ばれれば、後者が賞金500万円を獲得。もしマネーキャッチャー同士が結ばれれば、愛も賞金も得られずに旅は終わる。カップルミッションや“秘密の部屋”でのヒントを通じて、互いの真実を見極める、過激な愛と裏切りの恋愛心理戦を繰り広げた。

ABEMAでは全話見逃し配信中だ。(modelpress編集部)

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