昨年のリベンジへ 吉田鈴は後半追い上げイーブン発進「すごくいい日だった」

<アジアパシフィック女子アマチュア選手権 初日◇1日◇サイアムCC ウォーターサイドC(タイ)◇6309ヤード・パー72>

アジア女子アマチュアゴルファーNo.1を決める戦い。昨年大会では28位タイと悔しさが残る結果となった吉田鈴。リベンジを誓う今年は、初日を「72」のイーブンパーで滑り出した。
「きょうはボギーが4個ぐらいだったのですが、バーディも取り返せたのですごくいい日だったなと思います」とバーディを4つ奪いボギーを”帳消し”にした。

前半は2バーディ・3ボギーとスコアを落とす展開。「ショットのミスというか、今年最初の試合で慣れてないところもあって、そこがボギーになった」。それでも立て直しに成功し、後半は2バーディ・1ボギーで1つスコアを伸ばした。

自身も納得の初日だが、反省点もある。「3パットがあった。傾斜でやられてしまって、そこがもったいなかったかなと思います」とグリーン上で苦戦。「あすの午後は風も強くなりますし、ピンも難しくなる。スコアも伸びなくなると思うので、きょうの練習でスイングのチェックをして、凡ミスがないようにしたい」。反省点を踏まえて入念に調整をするつもりだ。

「オーバーパーを1日も打たないということが目標なので、アンダーで回れるような状態にしておきたい」。前半こそ伸び悩んだが、後半は息を吹き返した吉田。昨年の借りを返すためにもここからさらに加速する。

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