平均260ヤード超! 神谷そらは高速下半身リードなのに、なぜフェースが開かない!?

ドライバーで飛ばすためには、思い切り下半身をリードして体の回転スピードを上げたい。だがそうすると、どうしても振り遅れてフェースが開きやすくなる。一体どうすれば? 昨シーズン、ティショットの平均飛距離がツアーで唯一260ヤードを超えた神谷そらは、右手がポイントになると話す。詳しく教えてもらおう。
「たしかに下半身リードをすればするほど、フェースは開きやすいですよね。だからといって、それを警戒してボールに合わせにいくスイングではヘッドスピードが上がりません。
 
まず、アドレスではフェースと右手のヒラの向きが一致するようにグリップをヨコから握ります。そこからしっかり体を捻転させてトップを作り、切り返しでは右手のヒラを下に向けるようにして、クラブを下ろしていきます。

これだけでもダウンの早い段階でフェースを閉じることができ、振り遅れを防止できますが、さらにヘッドを右足前に下ろすことがポイントです。上体が突っ込まないので、フェースを閉じながらアッパーブローにボールをとらえることができますよ」。
 
体が回転するパワーを100%ボールに伝えるために、右手でフェースを閉じたシャットな形を作って、ヘッドを右足前に下ろす。難易度はちょっと高そうだが、成功すれば飛距離がグンと伸びるはずだ。
 
■神谷そら
かみや・そら / 2003年生まれ。岐阜県出身。昨年のルーキーシーズンに国内メジャーの「日本女子プロゴルフ選手権」を含むシーズン2勝を達成。ドライビングディスタンスではツアーで唯一260ヤード台(260.8ヤード)を記録し1位に輝いた。その飛ばしを生かした攻撃的なゴルフでバーディを量産する。郵船ロジスティクス所属

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