指揮官不在のウニオン・ベルリンを勝利に導いた女性コーチ…「歴史に名を残した」とメディアが称賛

 ウニオン・ベルリンでアシスタントコーチを務めるマリー・ルイーズ・イータ氏は、ブンデスリーガで初めて試合中に指揮を採った女性になったようだ。28日、イギリスメディア『スカイ』などが伝えている。

 ブンデスリーガ第19節が28日に行われ、ウニオン・ベルリンはダルムシュタットと対戦した。試合は、スコアレスで迎えた62分にベネディクト・ホラーバッハがゴールを挙げて、ウニオン・ベルリンが先制に成功。そのままリードを守り抜き、1-0で3試合ぶりの白星を獲得した。

 24日に行われたバイエルン戦で、指揮官を務めるネナード・ビェリツァ監督がドイツ代表FWレロイ・サネに対し暴力行為を行なったため、同監督不在でダルムシュタット戦に臨んだウニオン・ベルリン。同メディアによると、代理監督を務めたダニエル ・ジュミッチ氏とともにクラブを勝利に導いたイータ氏は、ブンデスリーガで初めて試合中に指揮を採った女性となった模様。下位へと低迷するウニオン・ベルリンに3ポイントをもたらした同氏に対し、「歴史に名を残した」と称賛を送っている。

 試合の前日会見に出席したイータ氏は、「監督は試合における明確な基準点だが、選手たちはピッチで対処しなければならない。私はチームがピッチですべてを発揮してくれると確信している」とコメントしていた。ダルムシュタット戦での勝利により、ウニオン・ベルリンは1試合未消化ながら降格圏との勝ち点差を「5」に広げることに成功。自らの手腕を発揮した形となった。

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